DePIN銘柄Grassの本当の役割!AIデータ層と呼ばれるプロジェクト
こんにちは。ルピナス暗号資産ナビゲーターのshibaです。
私達の生活により近接するようになってきたWEB3.0プロジェクトとして、DePINがあります。
DePINとは、Decentralized Physical Infrastructure Networksの略称で、分散型物理インフラストラクチャーと訳されます。
今回はその中でも比較的簡単にマイニング(暗号通貨を獲得)することのできるWynd Networkプロジェクトが提供するGrassを紹介します。
この記事は、暗号資産(=仮想通貨)投資コミュニティ、ルピナスの投資講座の内容に基づき書いています。
暗号資産の投資からWeb3.0、ブロックチェーンのことなど、暗号資産を取り巻く情勢について解説しています。その目的は暗号資産投資のリスクヘッジであり、より小さなストレスで最大の利益を得ることです。
私自身もこの記事を書きながら勉強している身で、この記事を読んでくださるあなたと共に学んでいければと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。
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※本記事では、仮想通貨、暗号通貨、暗号資産などの用語が登場しますが、これらは基本的に同じ意味です。
1.DePINとは
DePINは、Decentralized Physical Infrastructure Networksの略称で、分散型物理インフラストラクチャーと訳されます。
インフラストラクチャーとは基盤のことで、一般的には道路や橋などの土木構造物だったり、光ファイバーのような公共性の高い施設や設備を指します。
DePINは、ブロックチェーンで分散管理されたインフラストラクチャ―ということになります。
DePINについては、こちらの記事でいくつかの銘柄と一緒にご紹介していますので、併せてご覧ください。
今回は、上記の記事でご紹介した銘柄とは別に、Wi-Fiの未使用の帯域幅を一般世帯などから借り受けて、企業に貸し出すGrassをご紹介します。
2.Grassの目的
Grassは、Wynd Networkというプロジェクトのユースケースで、一般ユーザーのWi-Fiの未利用の帯域幅を企業に貸し出し、報酬を分配するシステムです。
ユースケースには、システムやアプリケーションの挙動をテストする意味合いがあります。
未利用の帯域幅とは、私達一般ユーザーが使用するインターネットの容量の使用されていない部分を指しています。
私達は普段○○光のようなサービスプロバイダーとインターネットの契約を結んでいて、最大○○bpsのデータ送受信ができる状態にある。
bpsというのは、bits per secondの略で、1秒間に送受信できるデータ容量を表す単位です。
例えば、Google検索などを行いあるWEBサイトを開いたとします。
その時、私達は遠く離れたサーバー(国内かも知れませんし、海外かも知れません)からデータを自分のPCにダウンロードし、ブラウザで表示しています。
その際に使用するのがデータ容量の幅であり、帯域幅と呼んでいる部分です。
図にすると以下のようなイメージです。
図からもわかるように、私達が普段使用する帯域幅は一般的にそこまで多くはなく、多くが未使用で放置されています。
ここを企業に貸し出して、その報酬を得るためのシステムがGrassというわけです。
■何のために帯域幅を貸し出すのか
未使用の帯域幅は、これを借りた企業によってAIのトレーニングに使用されます。
具体的には、AIが学習するためのデータのスクレイピングに使用されます。
スクレイピングというのは、世界中のWEBサイトからデータ収集する作業のことです。
一企業が自前の帯域幅だけでAIの学習に必要なビッグデータを収集するのは、一箇所に大きな負担をかけることになり現実的ではありません。
そのため、私達一般ユーザーのIPアドレスを通してデータを収集することで効率的な作業が行えるという仕組みになっています。
■Grassが目指すもの
Grassがデータ通信の帯域幅を仲介しているのにはさらなる理由があります。
現在のところ、AIのアウトプットは完全なブラックボックスになっています。
どういうことかというと、例えばGhat GPTに質問を投げて返ってくる回答に対して、なぜAIがそのような回答をしたのか、その根拠が全く分からない状態なのです。
AIがどんな学習データを使って、どんなパラメータによってその答えに到達したのかを誰も説明できません。
それにも関わらず、AIが間違った回答をすることがしばしばあります。
その回答を是正しようにも、根拠データがわからないため、できないというのが現状です。
Wynd NetworkはSolanaチェーンのレイヤー2プロジェクトですが、企業がGrassから借り受けた帯域幅を使用して収集したデータは、Solanaチェーンに記録されていきます。
この記録は、そのままAIの学習データの根拠として積み重なっていくというわけです。
つまり、Grassが目指すのは、AIのデータ層となること、そしてAIを正しい方向に導くことだと言えます。
3.Grassによるマイニング
Grassによるマイニング、といってもポイントを貯めるということですが、その方法をご紹介します。
下記の図に従って操作していただければ非常に簡単です。
まずこちらのサイトにアクセスしてください。
招待コードが分からない場合は、下記のコードを使用してください。
■Referral Code
lLvRyQ5zLebTm2j
登録すると以下のようなダッシュボード画面に遷移しますので、これで完了です。
このアプリケーションを開いた状態で、PCを起動させておけば、徐々にポイントが貯まっていきます。
放置しておくだけで簡単にポイントが貯まりますので、非常に簡単です。
今後Grassのエアドロップも予定されているそうですので、ぜひポイントを貯めていってください。
まとめ
今回の記事では、DePIN銘柄のうちWynd Networkプロジェクトのユースケース、Grassを解説しました。
最後に簡潔にまとめてこの記事を終わりたいと思います。
■今回の記事のポイント
DePINは、分散型物理インフラストラクチャーネットワークの略称です
Grassは、AIのデータ層になることを目指しています
Grassのマイニングは、アプリをインストールして放置するだけなので簡単です。
この記事では、できるだけ初心者の方にわかりやすく書いているつもりですが、よくわからないところなどコメントいただければ別の記事で補足していきたいと思います。
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また、ルピナスのホームページでは、暗号資産に関わる様々な情報提供を行っていますので、併せて参考にしていただければと思います。
以上、ここまで読んでくださりありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。