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感情曲線をデザインしろ

キッカケは西野亮廣のエッフェル塔個展メイキングムービー。エンタメで世界を取ろうしてる西野が「外に出すのが恥ずかしいクオリティ」と後輩に愛あるダメ出しをしてた。

感情曲線をデザイン出来ていない!

って。どんだけヒドいんだ!おじさんも酷評してやろう。と思って見てみた。

、、、

、、

オレ、感動(涙)

西野の酷評を聞いた後で見たからなのか、超感動した。感情曲線がどう?てのはわかんないけど、シンプルに個展のクオリティが高くて感動。関わってる人達がキラキラしてて、楽しそうで、やりたくて集まったメンバーが作るプロジェクトってこんなにスゴいんだ!て羨ましく思えて泣けた。

このメイキングムービーだけで語りたいことたくさんあるけど、本題からズレるのでやめておく。

僕はしっかり感情を揺さぶられたけど、西野の言った、「感情曲線がデザイン出来ていない」が気になって仕方ないから、ひとまず調べてみた。

どんな感情曲線が良いのか

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横軸が時間、縦軸が幸福度(感情)。

1.『地下の国のアリス』などに見られる、感情値の「一定して継続的な上昇」型

2.『ロミオとジュリエット』など、悲劇に見られる、感情値の「一定して継続的な下降」型

3.ヴォネガットが説明した穴の中の男の物語のような感情値の「下降から上昇」型

4.『イカロス』(ギリシャ神話)など、感情値の「上昇から下降」型

5.『シンデレラ』(グリム童話等)など、感情値の「上昇⇒下降⇒上昇」型

6.『オイディプス』(ギリシャ神話)など、感情値の「下降⇒上昇⇒下降」型

最も人気があったのはイカロス型とオイディプス型

感情曲線と作品のダウンロード数の相関関係を調べて検証したところ、最も人気が高いのは、

4.イカロス「上昇から下降」型

6.オイディプス「下降⇒上昇⇒下降」型

だったらしい。

また、シンデレラ「上昇⇒下降⇒上昇」型の弧の後に悲劇が続く物語が一番人気である、と研究チームは供述している。

いや結局何番やねん!

と言いたくなるけど要は、

複数の起伏がある型の物語が人気だとわかった。それと最後は悲劇で終わる方が人気が高かったらしい。あくまでこの研究結果からだけど。

やはり感情の起伏が起こる物語に人は魅力を感じる。という、調べる前からわかってた事がわかった。

これを知って起こす行動

僕は物語を作る側の人間ではない。だから物語で感情曲線をデザインする事はないが、誰かに何かを話すときには、「一旦下げてから上げる」的な事を意識してやってみよう。女性を褒める時にはより効果的かも知れない。40のおっさんにモテ期が来ることを願ってる。

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