見出し画像

【すべらない話】 新幹線のアイス

えーだいぶ前の話なんすけど、新幹線に乗ってて、ちょっと眠たいから、こうやって窓側やって、僕こうやって寝てたんすけど。

急にドンてなって、うん?てなったら、横でおっさんが乗ってきて。あの結構ガサツな座り方されるヤツで。結構グッてなって、あーてなりながら、もうってなってたら。

そんなおっさんに限って、なんかー上に荷物置いてるのに、ちょっと忘れて。また取って、置いて、またドンやられて、またドッてなって、もうなんやねんなー思って。もう腹立つわー思いながらこう目をつぶっとったら。

なんか1人でずっと、あついわーあついわー言うてるんすよ(笑)。んでー夏やったから、そらあついやろーと、ほんでもう別に、もう1人で黙っといたらいいやん。思ったら。おーアイス食べよーアイス食べよー、新幹線のアイス、アイス食べよー言うてるんすよ(笑)。ほんでもう食べたらええやん、思って。

俺めっちゃ好きやからなー、誰かおんのかな?ていうぐらい(笑)、めちゃくちゃ喋るんすよ。横で。ほんでまぁそうなんやー思いながら、ずっーとなっとって。ちょっとしたらアイスクリームを売りにお姉さんが来て。

あーお姉さん、お姉さん、て言うて。もう声のボリュームだいぶ間違えて。ほんでもう
来はって。ほんだらあのー、あああのアイスちょうだい言うたら。えーバニラと抹茶があります。ほんならもうなんかもう焦りすぎて、バニチャて言うてるんすよ(笑)。

もうなんやねんな、何を焦ることがあんねん思いながら、俺ずっとこう目つぶってたんすよ。ほんであーじゃあ、ごめんなさいバニラで。て聞こえて。ほいで、なんぼー言うたら、まあその当時、260円やったんすよ。
で260円です。て言うた瞬間にそのおっさん、えーー、260円もすんのやー、て聞こえて、ええわ。て言うてたんすよ(笑)。

まず、めっちゃ楽しみにしてたんちゃうんか(笑)!ていうのもあって。200円や思うてた。て言うんすよ。ほいで、ええわ。て言うて。ほなアイスクリーム売りの、お姉さんの声だけが、アイスクリームはいかがですか?アイスクリームはいかがですか?アイスクリームはいかがですか?行ってもうたんすよ。

ほいでずっとあーあ、食べたかったな。ーあーあーて言うてるんすよ(笑)。んで、あんまりにもうるさいから。パッて見たんですよ。おっさんの方、パッて見た時に、なんでそういうことになったんかは全然わかんないんすけど。パッて見たら、おっさん、100円玉2枚、目の上に乗せて寝てたんすよ(笑)。

えーーーー

なんで!てなって、怖い怖い怖い怖い思って、そっからずっと、食べたかったなぁーて言うて(笑)。

200円を握り締めてたんやと思うんすけど、なぜここに置いてこうしてたかはわからないです(笑)。

ウケてたポイント 9

1人でずっと、あついわーあついわー言うてる
アイス食べよーアイス食べよー言うてる
誰かおんのかな?ていうぐらい喋る
アイスに焦りすぎて、バニチャて言うてる
260円もすんのやー、ええわ。て言うた
めっちゃ楽しみにしてたんちゃうんか!
おっさん100円玉2枚目の上に乗せて寝てた
そっからずっと食べたかったなぁーて言う
なぜそうしてたかはわからない

ザックリ構成

終始変なおっさんの言動がウケていた。1人で喋って、連呼してる。さぞ暑いんだろう。アイスが食べたいんだろう。

からの、260円もすんのやー、ええわ。で笑いが起きてオチかと思いきや、そのショックから更に変な行動。そしてまた連呼する。

最後は恐怖とも言える笑いで終わった。

いいなと思ったら応援しよう!

柴田ジュンヤ
あなたのサポートにより次の記事が書けます。本当はなくても書けるけど、この事は僕とあなただけの秘密だ。