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転職活動の「正解」は、不正解なのでは?

3ヶ月間の欧州周遊から帰国して、早くも1ヶ月が経過しようとしている。

帰国後は、何を隠そう転職活動をしている。


転職活動の状況としては、①逆求人サイト経由で3社と、②転職エージェント経由で2社面接させて頂いた。

面接の結果は、①逆求人サイト経由が全通過、②転職エージェント経由が全落ちとなった。



①逆求人サイト経由では、選考へ進む前にカジュアル面談を行い、お互いに疑問点を潰した上で選考へ進む。
さらに、カジュアル面談の際は、選考とは関係ないことを鵜呑みにして、かなり本音で話している。

②転職エージェント経由では、エージェントからの情報とホームページなどを頼りに何とか企業を理解したていで選考へ進む。
さらに、事前にエージェントと面接練習をして、志望動機や転職理由などについてフィードバックをもらうことができる。



一見、NG発言や「正解」を弁えず本音で話してしまうより、転職エージェントという”プロ”が添削した完璧な「正解」を面接で話した方が良いように思える。
僕もそう信じて、エージェントのアドバイス通りの文章を頭に叩き込み面接へと臨んだ。





結果はボロボロだった。



面接が終わった瞬間に、落ちたなと素人でも分かるレベルにボロボロである。


理由は明らかだった。
僕が上手に「正解」を演じ切れず、本音を隠し、建前だけを嘘っぽい顔で話していたからだ。



確かに「正解」を上手く演じ切ることができれば、面接の”合格率”だけは上がったのかもしれない。
だけどそもそもの転職活動の目的は、面接に合格することではなく、相互に理解して、価値観や条件がマッチする企業で、長く働くことなので、エージェントの言う「正解」は、僕にとっては不正解だったのかもしれない。



おそらく僕はいくら「正解」を教えられても、上手く演じられないので、エージェントを経由しない方が良い気がする。



これから僕は、もしかしたら転職活動においては「不正解」かもしれないが、より本音で話せて、より本音を引き出すことができた企業で長く働きたいと思う。



もしもこの仮説が間違っていて全落ちしたら、せっかく上京したのに近々食いっぱぐれます!

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