「音楽と共に」
気付けば作曲をしていた。
4姉妹の末っ子で、母も姉も音楽が大好き。
当たり前のように音が溢れていて、母や姉が楽しそうにピアノを弾いている姿を見るのが好きで好きで、気付けば自然とピアノに向かっていた。
音楽と一緒に成長してきた感覚。
好きな曲を聴いたままに弾いていたし、好きな曲を自然と作っていた。
初めて作った曲は「ピーター王子」
3歳くらいの時に宝物だったハスキー犬のぬいぐるみの名前がピーター。なんでこの名前をつけたのかは当時の私に聞いてみないと分からない。
ただ、今聴いても曲になっているし、あの頃「楽しい、楽しい」と言って作ったこの曲は、私の音楽の道への始まりだったかもしれない。
ぬいぐるみのピーターはもう今どこに行ってしまったのか分からないし、母や姉もピアノを弾かなくなってしまった。
母の感情的なクラシックピアノが大好きだったし、技術でいったら私が姉にかなうことはないな、と思う。
私しか弾かなくなった実家のグランドピアノは、少しさみしそうに感じる。
もう一度母や姉のピアノを聴いてみたい。
私は私のままで、今も、これからも音楽を続けていく。
バラバラな音を繋げてメロディーを紡いで。
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読んで下さりありがとうございます。
今後また、少しずつお話させていただく機会を増やしたいと思っております。
どうぞよろしくお願い致します。
shiba
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