狩人ロールプレイ
動物を狩り、それによって得られた物で生計をたてる狩人になりきる遊び。
厳密な縛り(ルール)を設ける事で楽しめる。
一般的なRPGとして遊ぶと言うよりもライフシミュレーターとして遊ぶ感覚。
スカイリムの世界で狩人として生きてみませんか?
狩人RPルール
「ゲーム設定など」
ヘルゲン脱出後、サバイバルモードをオンにして狩人RP開始。
ヘルゲン内で得られた物だけでスタートし、以後は、全て自給自足の生活。
MODなし、バニラで(アニバーサリーエディションにアップデート)
難易度Legendary
武器は、弓のみ。
防具は、防御力の設定がされていない衣類のみ。
フォロワーなし。
#トレーナーとして、スキルを上げるために一時的にフォロワーを使うには可。
#クエストの進行上、一時的にNPCを連れていける状況の場合を除く。
「選択ルール」
所持出来る荷物を増やしたいと感じる人もいるでしょう。
その場合は、戦闘に影響しない荷物持ちのペットを使用可にしても良いでしょう。
「アイテムの使用について」
防御力の設定されているアイテムの禁止。
防御力0の衣類系はOK。
魔法のアイテムの使用禁止
(魔法的な効果のあるアイテム類)
ただし、以下は、使用可とする。
石碑の効果、九大神の祠(ほこら)の効果、種族特有の能力やパワー、クエストクリア時に得られる能力やパワー、スキルブック、ポーション類、炎雷氷などの符呪が施された矢、カイネの記章。
「選択ルール」
所持できる荷物を増やしたいと思う人もいるでしょう。
その場合は、バックパックの使用を可にしても良いでしょう。また、キャラクター作成時に信仰する神を九大神の中から決め、信仰する神のアミュレットのみ使用しても良い。
九大神とは以下の通り。
アーケイ
アカトシュ
キナレス
ジュリアノス
ステンダール
タロス
ゼニタール
マーラ
ディベラ
「使用スキルについて」
使用できるスキルは、弓、隠密、鍛冶、錬金のみ。
これ以外のスキルが上昇する行動は禁止。
鍛冶、錬金でアイテム、ポーションを作る場合、素材は全て自分で集めた物のみを使う事(店で買わない)
「選択ルール」
鍛冶スキルで生産したアイテムを売ってゴールド(お金)にしたいと思う人もいるでしょう。
その場合は、アイテムの売却を可にしても良いでしょう(話術スキルの上昇)
ただし、お店からアイテムを買う事ができるかは、慎重に考えた方が良いです。
お店から買える様にしてしまうと、鉱石を掘り、薪(まき)を割って矢を作ったり、獲物を仕留めて食料を得るという事の意味が薄れてしまうからです。
この辺は、プレイヤーの判断に任せる所ですが、個人的には、買い物に関しては「矢」「食料」「鍛冶の素材」は買えないルールにした方が狩人RPを楽しめると思います。
買うとしても調理で使う「塩」程度に留めておいた方が良いと思います。
雰囲気作りとして酒場で「はちみつ酒」を買って飲むなどは、とても良いアイデアだと思います。
キャラクターの見た目に変化を出すために軽装、重装防具の使用を可にしても良いでしょう(軽装、重装スキルの上昇)
使用武器、防具、スキルに制限をなくし、自由度を高めた方が楽しいと感じる人もいるでしょう。
狩人のイメージを損なわない範囲で制限をなくすのも良いでしょう。
「狩る獲物について」
狩る対象は、人間、エルフ、獣人、アンデッド以外の生物のみとする。
具体的には、以下の通り。
オオカミ類、鹿類、クマ類、スパイダー類、トロール類、巨人、スプリガン類、ウサギ、マンモス、サーベルキャット、スキーバー、マッドクラブ、ホーカー。
上記以外は、狩りの対象としない。
「宝箱などについて」
宝箱など(透明宝箱は不可)フィールドで手に入れたアイテムは、上記のルールに従って使用しても良い。
「調理について」
塩を使用しての調理は、肉類、魚類のみとする。
肉を使わないスープを作るのは不可。
野菜だけのスープを可にしてしまうと、キャベツスープだけを調理すれば良くなり、獲物を狩って肉を得る必要性がなくなってしまいます。
腹を満たすには、そのまま食べられる物を探すか、魚類を釣る(捕まえる)か、動物を狩って肉を調理する必要がある。
「タルや宝箱などの収納について」
タルや宝箱などアイテムを収納できる物を使用して鉱石や食料などを備蓄する行為は不可にした方が長く遊べると思います。
つまり、自分自身が持てる物だけで生活をして行くという事です。
通常のプレイだと、レベルアップ時に体力だけを上げて行く事が一般的だと思いますが、このルールを適用すれば、限界所持重量を上げるためにスタミナを上げる選択肢も出て来ます。
また、限られた限界所持重量の範囲内で何が必要で何が必要でないか、考え工夫する楽しみも出て来ます。
やりがいを望むなら自分自身で持てる範囲でのアイテム運用をお奨めします。
「選択ルール」
あまり荷物の事を考えたくない人は、バックパックや荷物持ちのペットを使用しつつタルや宝箱などの使用も可にすると良いでしょう。
「その他」
プレイしていると、ここで決めたルールでは対応できない事やルールの穴的な事に気が付く事もあると思います。
行動に迷ったら、狩人らしいかどうかで判断する様にします。
いろいろ縛りルールを書きましたが、結局はあなたが狩人RPを楽しめるかどうかです。
ここでは、ルールの一例をあげたに過ぎないので自分なりのルールをあれこれ試してみるのが良いと思います。
良き狩人生活を!
以下、狩人RPに役立つ参考資料
「狩人RPに合ったクエスト」
ブローテッド・マンの洞窟の入り口にいるNPCとの会話で受けられるクエスト。
#クマとスプリガンとの戦闘になります。
洞窟前にいるNPCに同行してもらえればクエスト達成もそれほど困難ではありません。
しかし、同行を断り、単独でクエストを行うとなると、非常に困難なクエストとなります。
フローキの小屋で受けられる
「カイネの聖なる試練」
#このクエストは、狩人RPをプレイする上で挑戦してほしいクエストです。
ここに書いてある縛りルールでこのクエストを達成するには、いろいろな工夫が必要です。
特に最後に訪れる事になる場所にいる敵は非常に倒すのが困難なため、下準備が必要となります。
あなたが持っているこのゲームの知識とキャラクターが持っている能力を駆使してクエスト達成を目指してください。
#厳密に言えば、あなたが持っている知識とキャラクターが持っている知識は別なので、キャラクターが知り得ない知識をゲーム上で使うのは、本当の意味でのRPではありませんが、その辺は個々の判断にお任せします........
スプリガンの生息場所
エバーグリーンの森
ピークのジェイド・タワー
先人の湿地
ロードサイド遺跡
クリアパイン池
オータムジェイド開拓地
モス・マザー洞窟
シャドウグリーン洞窟
隠匿の森
ブローテッド・マンの洞窟
スプリガン豆知識
スカイリム世界では、ノルドの狩人の多くは、カイネ(キナレス)を信仰しています。
また、スプリガンはカイネの眷属(けんぞく)という事になっています。
ノルドのキャラクターで狩人RPを始めた場合は、スプリガンを狩りの対象にしない方がよりRPとして良いでしょう。
もちろん、カイネ以外の神を信仰しているという設定をキャラクターに課しているのであば話は別ですが。
「スプリガンの種類」
スカイリムには、四種類のスプリガンが存在する。
「スプリガン」「スプリガン・マトロン」「スプリガン・アースマザー」「バーン・スプリガン」の四種類。
「バーン・スプリガン」は、ソルスセイム島にしか生息しない。
スプリガン類は、遭遇時に木に同化して非常に見え難くなっています。
プレイヤーが接近すると姿を現し攻撃して来ます。
スプリガンのメイン攻撃は「スプリガン・スプレー」と呼ばれる毒属性の攻撃。
破壊魔法の火炎の様に噴出する攻撃で、当たり続けると毒が累積して、ヒットポイントがみるみる減って行きます。
近くに動物がいる時は「動物操作」の能力を使って動物を操りプレイヤーに襲いかかります。
この「動物操作」の効果範囲は、なんと!6000フィートもの広範囲に及びます。
プレイヤーの視界の外にいる動物にもその効果が及ぶので、思わぬ方向から動物が襲いかかってくる可能性があります。
スプリガンは、ヒットポイントが残り1割に達すると、全ての受けるダメージが10分の1、すなわち9割のダメージ軽減する特殊能力を発揮します。
その後に体が光だし、ヒットポイントを回復します。
一撃で大ダメージを与える能力がなければ、スプリガンを倒す事ができないと思うかもしれませんが、これらの能力は、1度だけですので、体が光り、ヒットポイントが回復したら、その後は、小さなダメージでも与え続ければ、いつかは倒す事ができます。
スプリガンは、距離を取ると姿を消す能力を発揮する時があります。
姿を消す能力は、あまり長く続きませんので、姿を見失った時は、矢の無駄になるのでいったん攻撃をやめて様子を見る方が良いかと思います。
スプリガン類は、火炎系が弱点ですが「バーン・スプリガン」だけは、火炎系は弱点ではありません。
氷系が弱点にも思えますが、バーン・スプリガンに弱点属性はありません。
バーン・スプリガンは、火炎系の破壊魔法を使用し、死ぬ時に爆発します。
他のスプリガン類は、プレイヤーのレベルによって強い個体が出現しますが、バーン・スプリガンは、プレイヤーのレベルに関係無く出現するので、低レベルでソルスセイム島に行く時は注意しましょう。
編集後記
編集長の人肌地蔵です。
「両手武器脳筋戦士」に続く新たなロールプレイの紹介です。
私自身が一番時間をかけて遊んだロールプレイがこの「狩人ロールプレイ」です。
スカイリムの世界で獲物を狩って食料や素材を集める。
時には草花に目を向け、時にはピッケル片手に鉄の塊を採掘。
また時には、斧片手に薪割りに精を出す。
全てを自給自足で生活をする遊び方は、本当にスカイリムの世界で生活をしているかの様です。
是非、皆さんも狩人ロールプレイを楽しんでみてください。
来月からは、狩人ロールプレイに役に立つ情報を発信していきますのでお楽しみに!
「月刊 縛りプレイを楽しむ」は、毎月の月末に更新予定です。
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