誰かと何かするって楽しいね【V活】

紆余曲折あった八月が終わろうとしている。

世間はいまだ落ち着かず、いろいろなニュース、事件が取り沙汰されている。まあ、時事系の記事を書くタイプではないのでここは割愛するが。

最近の自分の活動について、少し振り返りと所感、ここからの展望を話していきたいと思う。

・Twitterの可能性

ここ最近、ライブ配信をしていない。
「したくない」わけではない。
正直なことを言うと「そんなに話すことがない」のである。
配信アプリ外の活動が多くあるので、自分を理解してほしいという願望は、そっちを見てもらう事でわりと満たされているためである。
(そうは言っても話すことは好きなので、そのうち再開するけど)

俺のこのところの活動と言えば、Twitterのハッシュタグで、
「いいねしてくれた人のハッシュタグを勝手に考える」
「いいねしてくれた人のオリジナル曲名を勝手に考える」
「いいねしてくれた人のファンネームを勝手に考える」

など、個々に何らかのリターンがある形の呟き型コンテンツを発信している。
相棒のケリーはもっとすごい。
ライブ配信者向けに、
「いいねしてくれた人の配信BGMを作る」
という企画を行い、多くの人に楽曲を作成していた。

同時に、音楽家兼動画師であるケリーと共にYoutubeチャンネルを立ち上げ、動画と音楽とボイスを使ったエンタメを発信していく予定だ。
第一弾がこちら。
REALITYライバーの5名に協力してもらい、「ギャルゲーCM風動画を勝手に作る」という企画を行った。
https://www.youtube.com/watch?v=Rzy4VkTHV40

今はまだ動画も少ないが、知名度向上とコンテンツの充実を目指して、二人でアレコレ考えている。

こういった企画を始めてみて、まだ数週間だが見えてきたものがある。
TwitterではREALITYのみならず、他の配信アプリ(V・顔出し両方)であったりYoutubeであったりTiktokであったり、様々な場所で活動する人が多くいる。
見えてきたものというのは、俺たちの企画に興味を持ってくれている人の半数、もしくはそれ以上が、
「自分も何らかの活動をしている」
活動者の人達なのである。

将来的に有名人になりたいというビジョンがあるかどうかはさておき、どこかのプラットフォームで何らかの活動をしている人とのつながりが生まれ、嬉しく思った。
そして、その人達の活動に対する敬意が生まれ、自分も負けていられないという気持ちが大きくなっていくのも感じた。

Twitterはフィルターを通さずに感情を発信できてしまうツールだ。
喜怒哀楽がリアルよりも大きく出やすいし、言葉を吟味せずに発信してしまう事もよくある。
しかし、有効に使えばクリエイターやライバー、もしくはそれら志望の人間にとってとても役に立つ武器になると実感した。

・人を巻き込んで何かをするという事

一緒に行動した人の何人かに言われたことがある。

「企画のスケジュール管理してくれて助かる」

この言葉に、俺はちょっと驚いた。
正直、タレントとしての華も音楽もイラストもPCの技術も何もない、特別なスキルを持っていない俺に対して、それらのいずれかを持っている人からの言葉だった。

自分が当たり前と思っているものでも、持っている人と持っていない人がいる。例えば音楽を作れる人、イラストが描ける人などは俺にとって尊敬の対象だが、本人に言っても、
「自分くらいの人はいくらでもいる」
と返される。
謙遜だと思っていたが、実際に本人は心からそう思っているのかもしれない。

誰しもが何かを持っていて、何かを持っていない。
稀有な才能を持つクリエイターやタレントにもマネージャーや編集者、営業担当がつくという事は、そういう事なのかもしれない、と思った。

打合せ、告知、納期の設定、工程管理。
俺にとってこれらは正直、
「誰にでもできる事だから、俺がやろう」
という認識のものだった。
けれど、クリエイター側から言わせれば、それを他者がやる事によって、自分のリソースを全て創作に当てられる。

次々と他に興味がわいてきて、未完成品が増える事もない。
クオリティを求めすぎて作業時間が延び延びになってしまう事もない。

持っていないものばかりを数えてきた人生だったが、人と関わる事によって救われた気がした。

何も持っていない人なんていないのだ。

人生のほとんどを「凡人」として過ごしてきた俺が言うのだから、間違いない。

自分の中の能力を過小評価するのは仕方ない。謙遜・遠慮は日本人の美徳だ。しかし、それによって自分を卑下することはあってはならない。

自分では何てことない、誰でも持っている能力だと思うものでも、チームの中で一番自分が適しているかもしれない能力なのである。

世界中の誰よりも優れている必要はない。

チームとして動くときに、チームに貢献できるだけの技能があればいい。

報連相が苦手なら、得意な人間に連絡係を任せればいい。
スケジュール管理が苦手なら、誰かに進捗を確認してもらえばいい。

持っていて当然の能力など、この世にはない。

引くほどネガティブな俺だけど、人と関わっていくうちに少しずつ、自信がわいてきた。

・コンテンツを完結させる

100点満点のものを出そうとしなくていい。
まずは、50点でも60点でもいいから完成させること。
「やりきった」「完成させた」という成功体験を得る事。

俺の能力は、考える事。発信する事。
誰でも思いつくことを、誰よりも真剣に考えて形にする事。

そう信じて頑張ります。

自信が持てない活動者のあなたも、自分を今よりもう少しだけ信じて行動してみませんか。

やるぞー。

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