子どもは小さな大人ではない
育成年代のサッカー指導者について書きます
サッカー指導者は、その指導者の良いと思うことを教えることではないと思います
それだと
指導者が変われば、良いことも変わります
そうなると、子どもは大人(指導者)の言うことを聞こうとします
つまり、子どもは指導者の正解を探し、行うようになっていく印象を持ちます
指導者が選手へ対してよく耳にする言葉
『こうしないとダメ』『なんでそうするの』『今のプレーは〜しないと』
などは指導者の中にプレーの正解があるからだと思います
だから、そのような指導者は
選手(子ども)が思うようにプレーしてくれないと
イライラしますよね
でも
そのプレーの正解はその指導者のものでしかないですね
指導者がそのプレー正解で枠組をつくり
そこへ子ども達を入れ、その枠組でプレーさせる
枠組に入れない子は
『あの選手は〜ができないからダメだ』
と判断し、枠組に入れるように教えて(指導)していく
それを見る周りの大人は
『子どもをしっかり指導してくれている』と評価する
このような光景は育成年代のサッカー現場で多く見れます
子どもは子どもの世界があります
子どもは大人と同じ思考ではありません
子どもは考えて失敗して成長します
子どもは大人の言うことを聞く兵隊ではありません
【子どもは小さな大人ではありません】
指導者に枠組があるのではく
子ども達の枠組に大人(指導者)が入って
子ども達が主体的に行動していく
為のサポートとして
・背中を押せる声掛け
・主体的に成長するトレーニング
・判断を奪わないコーチング
などがサッカー指導者であって欲しいと思います
サッカーオンライン講座2023 4回実施
スピーカー:柴村和樹
9/09(土) 第1回 伸びていく選手の事例・特徴
9/16(土) 第2回 プロの世界で需要ある選手とは
9/24(日) 第3回 サッカーの考える力とは
9/30(土) 第4回 これからのサッカー選手像
zoom開催 ※アーカイブ配信あり
主催 一般社団法人育成プロモーション