私と仕事と投資のきっかけ①


初めてのNoteを投稿。株価の下げ幅がきつい時期だからこそ思い出しておきたいことをまとめてみました。

ただ思った以上に記事の内容が膨らんでしまったので複数回に分けようと思います。


【自己紹介】

埼玉県在住のアラサー会社員です。

出身地は端的にいうとしょーもない田舎町です。家庭に難がある人々が多く居て、夜は半グレが道路を走り回り、たまにヤクザが発砲事件を起こすような地域でした。

そんな環境で育ちましたが、幸いにも最低限の勉強は出来たので都内の大学に進学し院まで行きました。学生時代は講義以外は全てバイトをして極限に切り詰め、貯めた数百万円のお金は全て海外旅行で散財しました。

卒業後は地元の企業に就職しましたが直ぐに退職し、現在は都内に本社を置くメーカーで購買の仕事をしています。


【仕事】


会社では購買部門に所属しバイヤーの仕事をしています。簡単に言うと必要なものを買ってくる事務系の仕事です。会社によっては資材、調達、パーチェシング、SCMとも呼ばれています。

ちなみに、皆さんは事務系と聞いてどんな仕事を思い浮かべますか?

きっと思い出すのは人事、経理、総務といったところかと思います。購買はなかなか目立たない仕事なのですが、悪い噂を聞くことも多いです。

・営業される立場だから高飛車なやつらばかり
・接待されるだけの楽な仕事
・不当に値下げを要求してくる
・ただ承認印を推すだけの部署
・ただ注文して品を受領する部署
・そのくせ処理にいちいち時間がかかる

等々。これを見ると、ビジネス系のドラマで悪役として出てくるような人という印象をもつでしょう。。。


しかし、実際は、、、

・コンプラ違反すれすれの我儘を言う開発や営業の人たちを説得する。
・サプライヤーに頭を下げて自社の我儘をお願いし、断られる。
・むしろサプライヤーの方が強すぎて返り討ちに合う。
・下手に値下げを要求すればサプライヤーから総スカンを食らう。
・下請法の適用範囲で↑を不当にやろうものなら公取にシバかれる。
・サプライヤーに迷惑をかけた時は全社を代表して謝罪。バイヤーはそのための準備と根回しで奔走。

こんな感じです。


社内外の多数の関係者とコミュニケーションを取って落としどころを見つけるような仕事が多いです。高圧的だったり、態度が悪かったりする人はやっていけません。

自分の知らないところで開発や営業がサプライヤーとトラブルを起こすこともあり、後始末で業務が圧迫されることが年に数回あります。しかも、その後始末をどんなに頑張っても結局「トラブル」なので全く評価されません。

接待なんてバブル以前のコンプラ意識が微塵にもなかった時代の話です。あったとしても割り勘か、むしろこちらが出すことも多いと聞きます。ちなみに私が受けた唯一の接待は、ファミレスでの緊急ミーティングで奢ってもらったドリンクバーです。

資格面でいえば、人事や経理と違って購買に特化した資格は特段なく、専門性も何もありません。強いて言えばVE、簿記、QC検定、統計検定といったところでしょうか。

極めつけは給料。部下のいない主任や管理職とやる仕事は大差ないのに役職無の担当の給与が安い。むしろ担当の方が働かされています。


初めてのNoteなのに、こんなにも自分の仕事をボロクソに書いてしまいましたが、そんな中でも面白い仕事はたまにあります。

そのひとつは展示会の訪問です。

コロナで外出頻度が減る前までは2,3か月に1回は何かしらの展示会に訪問していました。

そして、私が米国株投資を始めたきっかけもそこで見つけたのです。

次の記事では、その展示会の中身と、そこで持った私の考えについてお話しします。

次回も読んでいただけると嬉しいです。


以上


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