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ヤマノイモのムカゴを食べる試み
どうも皆さんこんにちは。
とある湖に野食材を探しに来た藤助です
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湖と言っても今回は釣りが目的では無い。
以前立ち寄った時に偶然大量のヤマノイモのムカゴを見つけた記憶があったのだ
その真偽を確かめるが為、この山の奥地に舞い戻ったという次第である
とはいえ、もう10年以上昔の事なので、果たして変わらずあるかどうか…
少しドキドキしながら、湖の周りをゆっくりと回ってみる
目印は、縦長のハート型の葉っぱがたくさんついた蔓。
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うーむ、中々見つからない…
やはり10年もの月日は長すぎたのだろうか…
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ぷらぷら探索すること約10分、ようやくお目当てのヤマノイモを発見した
が、ここで焦ってはいけない。
テンションが赴くままに採取しようとすると、摘んだ一粒は採れるかも知れないが、同じ蔓になっている他のムカゴが振動でバラバラと地面に落ちてしまう。
そうなると、落ち葉が敷き詰められた腐葉土に紛れ、再び発見することは二度と敵わなくなるだろう
しかし同士諸君、嘆く事なかれ。
ここで登場するのが山歩き7つ道具がひとつ
でっけー傘である
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こいつを蔓に引っ掛けて下におろしたり、ガサガサと揺らしてムカゴを落とす
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トトロのあのシーンよろしく懸命に空に向かって傘を突き上げるその様は、まさにめいちゃんさつきちゃんの如く愛らしさであった事だろう。
もしかしたら、見る人が見れば30歳のおっさんが半狂乱で怪鳥みたいなでっけー傘を草木に絡ませ上下に揺すりまくっているという未開の地の儀式か?という世紀末もかくやという異様な光景だったかも知れないが、お目当ての野食材の前には全く持って些事である
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ムカゴも熟していて落としやすい
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あちらこちらと歩き回り、15分程で一握り強採れた。
これだけあれば、どう使おうとも不足は無いだろう
さてさて、何を作ろうか。
秋の空の様に、夢は無限大に広がるばかりである
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