ゴーヤを食べる試み
ご挨拶
皆さまこんばんは。
リーリー、コロコロ、という夜の虫の音に急激な秋の訪れを感じている藤助です
スーパーにもカボチャや秋刀魚が並び始め、少しずつ遠ざかる夏に寂しく思っていた藤助を見兼ねてなのか…
「なんだか秋めいて来て物寂しいわよね〜。うちの畑のなんだけど、良かったら食べてね!」
ビタミンよ、ビタミン!
と、笑顔で力こぶを作ってみせる奥様の明るさには頭が上がらないのである。
ワタクシも大好きなゴーヤ、今回はツナと合わせて料理してみよう
遠い昔の頂き物、もったいなくて押し入れにだいじだいじしていたら、すっかり忘れてしまっていたのだった。
実は、期限切れの缶詰めを安全に食べられる期間を求める厳密な計算式もあるらしいが、大体1年ちょいなら問題無いらしい(味、匂いに異常が無ければ)
オイルサーディンなんかは半年ほど期限切れの方が美味しい、というのをくーねるほにゃららという漫画で読んだ記憶がありますな
調理
【ツナとゴーヤのマリネ・ごま油風味】
・ゴーヤ大 1本
・ツナ 1缶
・塩 小さじ1/2弱
・醤油 小さじ1/2弱
・ごま油 小さじ1
※ゴーヤは1本でも2本でも良いが、ツナ缶は1缶。なぜなら高いので!
ゴーヤを2本にした場合、物足りなさを感じたらごま油を増やすなどして調整する
もすもすとワタを取っていてふと思ったのだが、ゴーヤの種って食べれるのだろうか。
…む…!これは…!!
そこはかとないナッツ感と薄い殻のパリポリ感、そしてほんのりとした甘みがあって美味しいぞ!!
普段食べ慣れているゴーヤとかけ離れた味に動揺しつつ、ひとまずキッチンペーパーの上で乾かしてみる
事後で恐縮であるが、ちょっと心配になって種の毒性を調べてみたところ、
毒はあるけど過度に食べ過ぎなければむしろ身体に良いし、なんならワタも実の3倍のビタミンありまっせ
とのこと。世の中知らない事だらけだなぁ…
続いて、切ったゴーヤをボウルに移し、塩で軽く揉んで水分を出す。
この工程を飛ばすと、しっかり調味料を和えたはずなのに、時間が経つにつれ薄まっていき、ぼんやりとした味になってしまう
ほんのり感じるくらいの塩気で和え、3〜5分置いてさらに水を出す
その間に、例のパンドラの箱を開けてみるとしよう…
変な匂いもしないし、なんだか拍子抜けである
もしゴーヤの塩気が強すぎてしょっっぱ!となってしまった場合は軽く水でゆすげば大丈夫。
味見して、まだ塩辛ければ5分ほど水につけておこう
もしゴーヤを絞った時の容器が両方ツルツルしている素材なら移し替える必要は無い。
単に陶器だと凹凸があって洗いにくいという理由だ
実食
ここまで実に10分足らず。
素晴らしきスピードメニューである
シャキシャキのゴーヤの瓜っぽい青臭さと苦みがツナの旨味とごま油のまろみとマッチして、おかず感のある夏野菜食ってる〜〜!!と、口にも心にも大満足だ!
火を使わずにササッと出来上がり、意外と白米にも合って大変よろしい
白ごまや鰹節、卵黄なんかを乗せたりとアレンジも楽しいゴーヤマリネ、まだしばらくは旬がつづきますので、ぜひ皆さんも作ってみてくださいね
それでは良い野食材ライフを!
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