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ハマダイコンを食べる試み

皆さんこんにちは

長い梅雨も明け、豪雨の次は連日連夜猛暑に苦しめられている藤助です


こいつが無いと生命を失う危険がある時点で
人類は滅亡のフェーズに入ってるという説が
最近のホットワード


毎日アチアチでどうにも耐えきれないので、せめて気分だけでも涼しくなれるよう、今回は冬の海のお話しをしようと思う


人類はね、抗うことで全てを勝ち取って来たんだ…


時は遡り2月某日、各地のスキー場は雪不足に喘ぎ、まだまだシーズンもこれからというのに、ゲレンデの白い雪の絨毯にはシミの様にぽつぽつと地面がのぞいている所もあるらしい

その分外出は大変しやすく、例年はこんな時期に海など用事は無いのだがふらふらと遊びに来てしまった。

とりあえず、ビーチコーミングと行こうか


冷たい波が砂を洗う


貝殻についたフジツボの殻


波打ち際には綺麗な状態の貝殻が溜まりやすい


粘土質っぽい柔らかな石には穴が開く


何かしらの木の皮。
子供の頃は羊皮紙の巻物だと思っていた


貝殻がくっついた車のおもちゃ



なぜかこいつは漂着率が高い気がする


一番好きなのはこいつ。
サザエの殻が波に揉まれて芯だけになっている


風の寒さが鼻にツンと滲みて来た頃、そういえば、と思い出した。

ここらへんに確か、ハマダイコンが生えてた気がする

山菜などに詳しい皆さまには馴染深く、あまり身近でない方にも解りやすいこの野食材、書いて字の通り浜に自生する大根である。

お前はいったい何を言ってるんだ感が大変強いと存じ上げるが、まずは落ち着いてこちらをご覧になって欲しい



ぐっ…


ぐぐぐっ…


ズズズ…


すぽーん


おわかりいただけただろうか…

もはやこれ以上説明のしようが無いのである。


ふさふさと茂る葉っぱももちろん大根


しかし普段我々が食べている甘く瑞々しい大根とは異なり、身も葉もかなり繊維質で、時期を逃すとそれこそ木の根の様に文字通り歯が立たなくなってしまうハマダイコン君。
冬の盛の今はまだ柔らかいはずなので、今晩の食卓の彩りになっていただこう


くいっと


綺麗に抜けたぞ


もうちょっといただこう



これだけあれば充分


根は小さく細いが、メインの目的は葉なので大漁といえる採れ高であろう

家に帰ったら調理開始と洒落込もう


さんきゅー日本海


これから何ができるかはお楽しみ。

それではまた次回

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