見出し画像

ニラの芽を食べる試み

関連回はコチラ↓





ご挨拶

皆様おはようございます
まだまだ暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか


こうも暑いとスイカが美味い


美味すぎて朝晩、1/4玉ずついただいております


この時期のお散歩は早朝に限る。

6時を過ぎればどんどん気温が上がってきてしまうので、5時頃には家を出る

ひんやりと朝露を吸った空気がなんとも気持ちが良い


品不足でお騒がせしておりますが、
まもなく新米をお届けできそうですな


今日は採りたい物と取れる場所がはっきりしているので、のんびりぶらぶら、散策しながら向かうとしよう


散策開始


画面右下から中央にかけて、
育ちきったコゴメが並んで生えている


…と思ったら頑張ればまだ食べられそうな子達が!
こんな時期に、こんな街が近い所にも残っているとは



こちらには、葛に絡まれながらも大きく育ったウド


ウドの種。よーく味わうと、言われてみれば…?
というレベルでウドの風味がする気がする


指で潰せる位には柔らかいので、
まだ熟して無いみたい


紫陽花ももう終わりがけ



落ちてしまった柿の未熟果



ススキがぼんやりと佇む



可愛らしい色のかぼちゃの花



かぼちゃのすぐ近くではなんとも言えない
不思議な花も咲いていた


…目的地まで10分のはずなのだが、うろちょろしていたら倍の時間がかかってしまった


はしゃぎすぎて朝露にやられ、
ズボンもびちゃびちゃである



まだ朝イチなんだぜ?これで…


本題・ニラの芽

さて、おまちかねの本題がこちら。



こんにちニラニラ〜


去年のちょうど今頃、このニラさんには色々とご教示を賜った。

去年は花と種、今年は花が咲く前の蕾をいただこうと思う


ワラビやゼンマイと同じ様に、
ポキリと折れるところから



蕾がほどけ始めると茎が固くなってしまっていけない



こんなもんで良かろう


味見程度の量は採れたので、さっそく調理開始だ


調理


今回は豚肉で巻いて甘辛く焼いた奴を作っていく

【豚肉で巻いてチーズと甘辛く焼いた奴】

・ニラの芽 15本くらい
・ピーマン 大4個
・豚ロース(薄切り) 5枚
・スライスチーズ 3枚
・薄力粉(片栗粉でも可) 大さじ1
・醤油 大さじ1
・砂糖 大さじ1

※全部概ねの量なので、各自適宜調整求厶


まずニラの芽を洗い、もう一度固そうな所を折っていく

そい!


結果として半分は捨てることに



やはり時期が遅かったのか、筋張って固い部分が多い。
でも野草なんてそんなものよね


そして、さすがにこの量では食卓が寂しいので、ピーマン君にもお出でいただいた

でっかいのが4個で100円。ベリーベリーリーズナボー



種を取って細切り。
面倒なら種もヘタもそのままでOK


お次は豚肉。こちらもお値打ち品


ラップをひいて肉を広げる


適当に置いて


半分にしてたたんだチーズと一緒に巻く

 

並べた所に薄力粉。洗い物を気にしなければ、
ふるいで振りかけると楽チン


まんべん無くつける


最悪薄力粉が無くても問題ないが、粉がつく事により肉が剥がれにくくなり、ソースにとろみがついて良い感じになる


敷いていたラップに包み、開いた牛乳パック
(もしくは適当なお皿)に乗せて冷蔵庫へ


ここで大切なワンポイント。
いったん冷やす事によりチーズが固まり、しっかり焼き上がるまで外に流れ出さなくなる


10分程冷やしたら、いよいよ焼いていく。

味が混ざらない様、ピーマンとニラは別々に仕上げよう

油を引き、お肉の綴じ目を下にして弱火スタート



ころりころりと一周、軽く焼いたら調味料を入れる


じゅわり、と砂糖醤油の香ばしく甘い香りが漂う。
これは約束された勝利の肉ですわ


弱火〜中火でソースを煮詰めつつ、絡めながら
ピーマンとチーズに火を通していくイメージ



チーズがはみ出て来たので、強火にして一気に仕上げる



YHPM(ヤマザキ春のパンまつり)のお皿は
何を乗せても映えるね


あまりにも素晴らしい出来ばえに一瞬忘れそうになってしまったが、お待ちかねのニラの芽も同様にやっていく



じわわ


謎に荒ぶる手



ピーマンより火通りが良いので手短に



うむ


役者は揃った。
それでは食べてみよう


実食

本命のニラの芽から。
切ったらチーズが押し出されてしまった

調理の時からニラの良い香りがふんわりとしていたが、果たして。


いただきます


シャクシャクと噛み応えが良く、甘辛ソースとチーズとの相性も抜群。
心配していた筋の固さも気にならず穏やかにニラ香が鼻腔を抜け、大変食味良好と言えるだろう


ついでのピーマンくんもいただく。
そりゃ美味いに決まってらぁな


総括

採取しやすさ◎
歩留まり△(時期による?)
味◎
香り◎

最終評価〇


個人的には上記の結果となった。

日当たりの良い川沿いや田んぼの畔等に大体密集して生えていていくらでも採れるし、歩留まりに関しては正直採取が遅かったせいもある。市販のニラとは少し異なるが、味と香りも申し分ないし、本来のポテンシャルならオール◎でも違和感は無いだろう

わざわざ鬱蒼と生い茂る山奥に入らずとも手軽に楽しめるニラの芽、ぜひ皆さんも探してみてくださいね

それでは良い野食材ライフを!

いいなと思ったら応援しよう!