塩人(しおんちゅ)銀河売り編
銀河売りから買った冊子を開くとそこには鉛筆の手書きでなつかしい物語が記されていた。これはファンタジー? ミステリー? 読み手次第ではSFにもBLにも社会派小説にも受け取れなくない。誰もが知っているようで実は予想よりも長編でオチだけ拾ってしまいたくなる、そして一方で従来通りのマニアや専門家がど素人がおかしなこと言ったら許さんぞとばかり控えて居そうで原稿用紙一枚や二枚でまとめるなど気が遠くなりそうな難物。
主人公は最近注目されている実は昔から珍しくなかったヤングケアラーだ。彼は心に傷を持っていてそれを自覚している。そこに現れるある人物が敢えて傷口目がけて塩を撒き散らす。嫌ですよねこういう人。だけどもしもその人物がいなければ、物語はサビ抜き醤油無しの味気ないちゅうトロ哀しい回転寿司だし音痴ゅだ。こういうキャラクターをギャラクシー弁で塩人(しおんちゅ)という※
「銀○鉄道の夜」を売ってるあなたまさか賢○先生ですか?
410文字
冊子をめくるとそこには、
…あげました。シオバンニも手をあげ…(以下略)
の文字が。
※諸説あります。
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