中国SFドラマ三体について
「三体」を初めて知ったのは確か中国語講座のテキストだったと思う。昔だ。その後翻訳が出版されて読んだ覚えはあるが詳しい内容は忘れていた。そもそもSFは得意なジャンルではないし、三体問題もwikiで見たくらいではサッパリ理解できない。それでも今回30回にわたるテンセント版ドラマを視聴するきっかけとなったのは一つには主役(?)の汪蕊役が始皇帝の张鲁一だったことと無関係でない。中国ドラマを見ていて困るのはこの人見たことがある、でも誰なのか思い出せない!という雑念がわいてきて内容に集中できず困ることだ。葉先生の若い頃(王子文)はどう見ても吉田羊に見えた。とはいえ彼女の役回りはどちらかといえばキツくて怖いタイプが多く、可愛く優しく等身大で共感を呼ぶわが国のありがちヒロインとは少し違う。葉先生は敢然と同情を集めつつ文革時代にしてはの美少女オーラを放っていた。だが怖さにおいてもあり得ない域だ。がまあそうだろうなと納得してしまう。今回桜井様の記事を目にして英国版三体も視聴してみよう、ネトフリも契約してみようという気を起こしてしまったし、さらには翻訳版三体の0とか2とか3とか、劉慈欣その他の小説にも足を踏み入れるかも知れないがまさに罠にはまってしまったのだろう。ざっと見た英国版のキャラは美しいというより非民族差別者アリバイ工作としてとして充分作用していただろうし、誰に似ているのか問題は役者のみならず更に視野を広げて見るという解決の糸口に思い至ったのであった。とはいえオススメしたいのか?ときかれれば、正直私自身何度か寝落ちしていつのまにか史強が被曝して鼻血を垂らしているのは何故?と再度要確認レベルなのであるが。
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桜井様の記事はこちらです。