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asanoshizuku
白い靴の恐怖 毎週ショートショートnote
白い靴跡が点々と続く。雪女は何を履くのだろう。山小屋にあったのは下駄箱から消えた上履きだ。ゴミ箱に捨てたのに
白い靴下が真っ赤を通り越しどす黒くなるまで練習したけど上達せず行くのが嫌になり隠したのです、間違えて別人のを
白い靴をなくしたその子はてっきり自分が誰かにやられたと思い込んで来なくなりました。周りの人達の反応は誰それ?
白い靴擦れ処置の包帯を一人巻き直す夜コツコツと足音を響かせ扉を叩くのは風に飛ばされた小枝?隙間から白い爪先が
白い靴には気をつけるんだよ、こんな雪の晩は特に、アイツが靴を取り返しに来るあたしの恨みを晴らす為にお前を狙う
白い靴なんか履いてくるんじゃなかった。注目を浴びているのは透明なサンダル。ホラ私も片方だけよ。明日天気になれ
白い靴に生まれ変わった私は一人ぼっち。パートナーはどこに?ことん。山小屋の木戸の外に飛ばされてきた片割れ左足
白い靴になった私を履いてあの子は微笑む、白く凍った思い出の靴だと
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たらはかに様・小牧幸助様のお題に参加しています。