グリム童話ATM
グリムとグラムの兄弟が森を散歩していて謎の物体を発見した。なんだ、たまごじゃないのか。これじゃカステラができないよ。 そこへ通りかかったオオカミが
「それ、ATMだよ」
と言った。グリムとグラムはそこから金を出してコンビニでカステラを買うことにした。そこにキツネがきて
「あんたたち赤と青の服なんか着て共○党と民○党だね」
と言った。グリムとグラムはATMから出した金をばら撒いて選挙に立候補することにした。森の動物たちに童話ならぬ童謡が広がった。
童話の世界にそんな話を持ち込むのか、選挙権もまだない子ども相手に?(本当はカステラが食いたかった)。
金のガチョウが言った。
「ATMをぶっこわせ!」
待て、落ち着け。みんなが嫌いなのはATMに金を振り込むことであってATMそのものではないはずだろ?
だが動物たちは過激な発言に興奮してしまい見境なく票を投げつけたため議会は壊れた。中からカスがテラばかり出てきましたとさ。
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実在の人物や団体と無関係です。
たらはかに様のお題に参加しています。