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いまの体温計はあらためてすごいと思う。つくった方々へのお礼もかねて。
いまやほとんどの店頭にアルコールが設置してある。
また、入店時に非接触型の体温計で「ピッ」「はいOKです」と体温を計測される機会も増えた。
この「ピッ」「はいOKです」の体温計。
なんか当たり前に使っているけど、いつの間にこんなハイテクな機器が庶民にもゆき渡るようになったのか。
Amazonで調べると価格も3~4000円程度で買える。
15年くらいまえに「ミミッピ」という、耳に入れて測る体温計とはじめて出あったときも衝撃だった。
いまは、肌に触れもしないで体温が測れる。
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コロナが流行る前は「体温を測る」という作業が面倒でしかたなかった。
子供のころ、実家にあったのは水銀体温計。
これがまた至極めんどうで。
安価なものは、熱を測るたびに10分間くらい脇で挟まなければいけなかった。
その間は、2本の腕のパフォーマンスも1.3本くらいに落ちる。
朝の10分は貴重、といわれるがこれが朝に測ろうとするもんなら、着替えもできない。
朝ごはんを載せたお盆を台所から運ぶことにも慎重になる。
んで、けっきょく脇をフカフカ動かしてしまい、10分後に体温計をみるとだいたい「34.0℃」くらいで失敗してる。
それが、今は触れずにたった1秒。
もしコロナウイルスが30年前に流行していたら、入店の予防対策はアルコールと貼り紙での注意喚起だけだったろう。
いまのように計測してからの入店はできないため、令和よりも厳しい自粛や規制を余儀なくされ、さらに経済は冷え込んでいたかもしれない。
医療従事者をはじめ、いまは全ての人間がコロナウイルスと戦っている。
しかし、この非接触型体温計の技術を開発し、流通にのせた関係者の方々にも、この場を借りてお礼を申しあげたい。
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