「エナジードリンク」と「うたた寝」。分かっちゃいるけどやめられない。
早起きや寝不足の日は、夕方ころモーレツに眠くなる。
あまり規則正しくない生活は、なにやら「メラトニン」という睡眠を司るホルモンの分泌が乱れてしまうようで、とかく15時~17時は眠くなる。
今日は休日だった。
西日が差したころ、ソファーに座ってスマホをいじっていると、抗いきれない眠気に襲われウトウトした。
30分ほど経つと「ピンポーン」とチャイムがなり、強制的に起こされた。
クロネコヤマトさんだった。
荷物を受け取り「いかん、いかん」と台所の皿を洗う。
すると、どうでしょう。
先ほどまでのおもだる~い身体の疲れが次第に消えていく。
どんどん目が覚めて、一気に洗濯、トイレ掃除、そしてこのnoteとバリバリ動くことができた。
これはまるで残業続きの夕方にエナジードリンクを飲んだかのよう。
仕事の日、疲れがたまっているのに、人前で話す仕事などスイッチをオンにする必要があるときは「monster」や「レッドブル」などエナジードリンクに遠慮なく頼る。
あれはあれで、1時間もすれば不思議と身体が動くようになる。
もちろん、このエナジードリンクというものは、直接こころや身体の疲れを回復しているわけではない。
一時的にカフェインで脳のテンションを上げ、これまた一時的にビタミンと糖分で身体を動かすためのエネルギーを補充しているだけだ。
HPを回復する魔法とは違う。
3ターンだけ敵の攻撃を無効化するバリアーのような魔法だね。
効果が切れれば、むき出しの赤いゲージで瀕死には変わりない。
5時間もすれば体内のカフェインと糖分が底を尽きる。
すると「先送り」した疲れが2倍3倍と身体にのしかかってきて、まったく動けなくなる。
じゃあ夕方の「うたた寝」であれば、ノーリスクかといえばそうでもない。
夕方に寝てしまうと、今度は夜が眠れなくなる。
翌日はまた睡眠不足で起床することになり、悪循環に陥ってしまう。
結局これも、疲れを「先送り」しているだけだ。
でもさ。
「やらなきゃいけない」「でも疲れた...」「でもやらなきゃいけない」ってときに、身体から疲れが消えていく瞬間って快感なんだよね。
とくに休日の15~17時なんて、休日の良し悪しを左右する大事な時間帯だし。
その場しのぎでもいいからと、ついつい手を出しちゃう。
生きるって大変ね。
あー、眠れぬ夜が待っているのかなあ。