クロアチアの識別番号(OIB)を取得する方法|長期滞在者向け
クロアチアで生活するにあたって必ず必要になるOIB(読み方:オイブ)。
OIBとは個人を識別する番号のことで、長期滞在者の場合、賃貸アパートの契約や銀行振込、料金の支払い時に必要なものになります。
マイナンバーみたいなもので、一度登録したらずっと個人に紐づけれる番号になります。
これ、意外と登場回数が多いので要注意です。
デジタルノマドビザの申請料金の振り込みにも、このOIBが必要になりますので、デジタルノマドビザを申請される方は前もってOIB番号を取得するようにしましょう。
※以下の情報は2022年6月時点での情報です。フォームや場所は変更になっている可能性もありますのでご注意ください。
クロアチアでOIBを取得する
申請書に記入する
英語版の申請書はこちらからダウンロードできます。
申請書の書き方は下記をご参照ください。※すべて英語で記入します。
いろいろ記入欄は多いのですが、これくらいの情報を書いておけばOKです。
上部の「Residential address」はIDカード取得前の日本人の方の場合は、最後に住んでいた日本の住所になります。
私たちは最初クロアチアのAirbnbの住所を書いていたのですが、日本の住所に変更をさせられました。
税務署へ行く
OIBの登録は、オンライン申請と直接窓口に行って申請する2つの方法があります。
当初オンライン申請を試みたのですが、全く返事がなく失敗に終わったので、ここでは税務署で行った手続きのみ紹介します。
申請書とパスポートを持って、税務署に行きます。(予約不要)
税務署の場所はこちらのページより確認できます。各都市にいくつかあるので、行きやすい場所に行かれるのがいいかと思います。
私はザグレブにある「Ispostava Medveščak」の税務署に行きました。
地図の場所に行くとこのような入口がありますが、現在は入口が変更になっていたため、建物を少し右に回ったところにある、下記の入口から入りました。
中に入ると受付がありますので、受付でOIB登録しに来た旨を伝えます。
1階(日本でいう2階)に案内されるので、階段を上がります。
階段を上がっていくとこのようなドアがありますので、このドアを開けて中に入ります。
入ってすぐのところにある「15A」の部屋がOIBの登録所になります。
中はワンルームのオフィスになっていて、担当の方のデスクがすぐ目の前にありますので、ノックしてからドアを開けてみましょう。
持って来た申請書とパスポートを渡して内容をチェックしてもらいます。
住所欄のところにクロアチアのAirbnbの住所を記入していたので、「最後に住んでいた日本の住所」を記入するよう指示されました。
修正テープで修正された上から訂正しました。
その後、廊下で待つように言われたため、待つこと15分。
無事にOIBが登録され、OIB証明書をもらいました。
このOIB証明書(原本)はビザの申請時や賃貸契約の時も提出しましたし、OIB番号は銀行振込の際にも必要になりますので、大切に保管しましょう。