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針山とくけ台入れ
和裁の稽古用に木製のくけ台もお仲間入り。
和裁をされる方ならご存知だが、くけ台は座って使う木製のものと、金属製で卓上に取りつけて使うものの2種類ある。
家ではもっぱら椅子の作業なので、くけ台はテーブルに取り付けていたが、
この度のお稽古は畳に座ってなので、木製のものを新調した。
そこで早速手芸屋さんに赴き、お目当てを見つけてきた。
昔から昭和の家でおばあちゃんの和裁の姿にちょっとした憧れがあり、手に出来て嬉しい。
購入したものには頭はカップを逆さにしたような形状になっており、早速その枠に合う形で針山を作成してみた。
今回は針が刺しやすく、針が目立つ赤い布を選んだ。
ついでに同じ形状の針山をペットボトルのキャップでもいくつも作ってみた。
それがこちら↓
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針の種類で使い分けもいいかも!
厚紙を底に貼り付け、キャップ全体をハギレで包んでボンドで押さえる。
針山部分は少し大きめの円をちくちく縫ったら、絞って綿を詰めたものをキャップの内側に入れて貼り合わせるだけ。
くけ台の針山部分の仕上がりはこちら↓
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そして、くけ台を収める袋はこちら↓
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表布はやはりハギレを接ぎ合わせ、内側には家にあった暖簾をほどいてあててみた。
ちなみに、その紫の暖簾は歌舞伎役者市川團十郎さんの名前と助六の絵が描かれていたもの。
インパクトのある絵の部分はとっておき、いい場所に登場させてあげられたらなと思う。