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デニムの着物をミシンで作ってみました(その1)生地選び〜インディゴの色止めまで

かねてから作りたいと思っていたデニムの着物をやっと手掛け、完成しました!

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また、今回は洋服生地だったので、初めて型紙を使って洋裁感覚でミシン縫いに初挑戦でした。

先ず、生地選び。

デニムでも厚さが色々あります。

安いからといってよく確認しないと、厚手で縫うのも大変で、着るのも重くて嫌になってしまいます。

今回は単衣(裏地なし)でスリーシーズン着たいので、厚すぎず薄すぎないもので8オンスを選択。

ネットで購入する前には何件かの生地やさんに行き、実に色々触ってみました。

同じ商品や同じ薄さのものは実店舗では見れなかったので、最後は想像で注文。

何しろ金額ももちろんですが、着物にするとかなりの布をまとうことになるので、もし検討される方は出来る限りのご確認をお勧めします。

薄めのスカートやパンツ、ワンピースにも丁度よさそうだったので、その分を見越して余分に発注。

着物の用尺としては、110幅で5mあれば大丈夫です。

私は150幅x7m購入していたので、何をするにも幅広で扱いが少々大変でした。

ベランダで干すにも階下のお部屋まで垂れ下がってしまいそうで、夕方以降の直射日光を避ける時間帯にしました。

作業中も手や服も青く染まっていくので、少しの根気もいりましたが、これも自分で作って、着れるの日を楽しみにしたら次回への肥やしになりましたよ。

そして色味はカジュアルになりすぎないものにしたかったので、インディゴをチョイス。

生地は岡山児島の国産で、遠目で見ると少し光沢もあり、デニムには見えないです。

ただインディゴは色落ちするとは書いてあったのですが、実際に購入し、作業してみるとこの色止めの工程に1番手がかかりました。

色々試した結果、

お湯にお酢とお塩と洗濯洗剤での色止めが1番効果的でした。

インディゴの油分が溶け出して浮いてくるかららしいです。

私は↓この作業を3回行いました。

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洗濯機で水通しするとこの通りですが、煮出して行うと上の様にかなり油分がでてきました。

長くなってきたので、

この続きはまた次回にしますね。

〜デニム着物完成への道はつづく

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