見出し画像

「10代の脳みそにリストアップした作品は忘れない」2021年2月3日の日記

・今日は午後休を取っていたのでお昼過ぎに退社し、池袋へ向かった。

画像1

・池袋のマルイ7階のイベントスペースで、イラストレーター黒星紅白さんの展示をやっていたから。


・私が黒星紅白さんの作品と出会ったのは小学生の時、友達に勧められて読み始めたライトノベル「キノの旅」。

・私の初めてのライトノベル体験であり、キノの旅をきっかけに、私はそこから中学生半ばくらいまで、キノの旅などの時雨沢恵一作品を始めとするライトノベル作品を読みあさることになる。


・でもここ10年くらいはすっかりライトノベルからも時雨沢恵一作品からも離れてしまっていたから、今回の黒星紅白展はとにかく懐かしさでいっぱいだった。
・キノの旅の懐かしいシーンの挿絵を見ると、当時、小学校の行き帰りの電車の中で読んでいたときの記憶がよみがえる。


・時雨沢恵一氏本人によるキノの旅のパロディ作品、「学園キノ」の挿絵もあった。学園キノも大好きだったな。中学生くらいだったか。学園キノは何巻まで読んだっけ...?たしか4巻だ。2019年に最新刊の6巻が発売されている。
・きっと、というか絶対今読んでも面白くて笑ってしまうだろう。積み覚悟で取りあえず買って手元に置いておこう。


・高校生になってからは完全にライトノベルは読まなくなってしまったけど、時雨沢恵一作品だけは読んでいた。中学生の時から読んでいた長編シリーズの続編は高校生になってから出ることも多かったので、それらは欠かさず図書館で借りて読んでいた。
・「メグとセロン」シリーズとか、「一つの大陸の物語」シリーズとか。
・もちろん、これらの作品に至るまでには「アリソン」シリーズに続いて「リリアとトレイズ」シリーズも全話読破している。


・「アリソン」→「リリアとトレイズ」→「メグとセロン」はそれぞれ物語が時系列になっているので、もし今からこれらのライトノベルを楽しまれる方がいるとすれば、カロリーはかかるけども、ぜひこの順番で読んでいただきたい。いにしえのファンからの望みである。

・リンクがいっぱいで恐縮だけど、こうしてリンクを貼るために作品名で検索して、黒星紅白さんの表紙を見るだけでも物語や当時の自分自身の記憶が鮮明によみがえってくる。


・10代の頃に読んだ本と聴いた音楽は一生忘れないんだろうな。
・私は10代の頃にこの時雨沢恵一さんと黒星紅白さんによって作り上げられた胸躍る冒険譚を一生忘れない作品にリストアップできていて良かった。

いいなと思ったら応援しよう!