「オウムガイカー(緑)」2021年2月4日の日記
・我が家にもオウムガイカーがやってきた。
・オウムガイに車輪が付いている。ゆえに、オウムガイカーである。
・世間ではモルモットが車になって人間社会でどたばたドラマを繰り広げるモルカーが流行っていて私も毎週見ているが、我が家において市民権を得たのはモルモットではなくオウムガイである。
・このオウムガイカーはチョロQになっているけれど、後ろ向きに走る。
・さらに速いスピードで走らせようとしてぐりぐりと気合いを入れてゼンマイを巻くと、一瞬で横転して車輪が空を仰いで空回りする仕様になっている。
・素晴らしい。
・素晴らしいほどに鈍くさいぞ。オウムガイカー。君は君のペースでゆっくり後ろに走ってくれれば良い。
・モルカーはクレイアニメというジャンルに分けて良いのかな。作品の素材が粘土じゃなくてもコマ撮りアニメのことは全部クレイアニメだと思ってるのだけど、この認識であってるのかしら。
・わずか3分足らずのアニメーションだけど、あれを一話分作るのはものすごく時間が掛かっているそうだ。それはそうだろうなとなんとなく想像が付くけれど、多分私の想像の遙か上を行く時間と苦労があるに違いない。
・モルカーのキャラクターたちはみんな魅力的。
・例えば一番センターに立つことが多い黄色のモルカーの名前は『ポテト』と言う。好物はニンジン。
・モルモットで、車で、ニンジンが好きで、名前はポテト。これはもう、数年前にインターネットで流行った、写真の物体と文字の紹介文がめちゃくちゃなコラ画像だ。
・1話が短いからリピートしやすいのも人気の秘訣なんだと思う。
・いまは5話まで放送されているけれど、もっと話数が出揃うと、モルカー考察ガチ勢が隆盛を極める時が来るんだろう。もう既にいろいろ出ていそうだけど。
・考察ガチ勢の記事を読むのを楽しみにしてる。
・オウムガイカーには考察も何も無い。
・”考”の予知も無ければ”察”する予知も無い。ただ後ろ向きに走るだけ。
・素晴らしいぞ。何事もそれくらいの関心具合の方が誰も疲れなくて良い。
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