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「雨の放課後、半身濡らして」2021年7月4日の日記

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・丸善で本を買うともらえるしおり。

・「苦手だと思っていた人が、私の好きな本を読んでいた。雨の放課後。」

・たとえ私の好きな本だったとしても、雨の日に窓際から身体を出して半身濡らしながら本読んでるやつのことなんて、余計苦手になりそうな気しかしない。
・しおりの下には「本を読んで話をしよう」と書かれているが、こいつと通じ合える話題なんて無い。話しかけるとしたら「雨入り込むから窓閉めてもらえませんか?」しかない。



・午後は東京都美術館のアート・コミュニケータの実践講座の第1回目の講義があった。
・実践講座は、「鑑賞実践講座」「アクセス実践講座」「建築実践講座」の3種類に分かれていて、それぞれすきなものを1つか2つ選んで受講する。1か月に1、2回。7月から12月にかけて計7回程度の講座を受ける。
・わたしは今年は「鑑賞実践講座」と「アクセス実践講座」を選択していて、今日は「アクセス実践講座」の第1回目。


・このリンクにあるとおり、第1回目のテーマは「障害とはなにか。差別とはなにか。」で、岡山理科大学の川島聡先生が講師で、オンラインで講義をしていただいた。


・障害者差別解消法や、障害者雇用促進法などの観点から、不当な差別的取り扱いにあたる例、あたらない例などを授業していただいた。
・アクセス講座の目的のひとつには、様々な人生の背景を理由に、社会から孤立しがちな人々と芸術が共生していく方法を探ることにある。アートコミュニケータの取り組みは、藝大の授業とも連携しており、例えば、東京藝大の美術部では、「福祉と芸術」をテーマにしたカリキュラムが実践されており、わたしたちアート・コミュニケータもこの授業に(申し込みをして、抽選に当たれば)出席することができる。


・3年間の任期を終えた後、自分の所属するコミュニティで、自分がフックとなって人と芸術をつなげられるように、このアクセス実践講座はがんばりたい。



・マーラーの伝記の資料を探している。グスタフ・マーラーの。
・だけど、マーラーの伝記のもととなる情報は、マーラー本人が妻のアルマや、ごく少数の人々に語った内容しか残っていないようで、かつ、そうした情報は20~30年前に力を入れられてまとめられた書籍を最後に、少なくとも日本語ではなかなか更新されておらず、17年前の書籍を買った。作曲家の伝記としてはおなじみの赤いやつ。
・YAMAHAから出ているのが買えたらよかったけれど、マーラーは出ていなかった。


・美味しいアイス(バニラ)が食べたい。

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