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「be ペコちゃん be LEGEND 」2020年9月13日の日記

・朝10時過ぎに起きたら、テニスの全米オープン女子シングルスの結果が出てて、大坂なおみ選手が2年ぶり、2度目の全米オープン優勝を果たしたことを知った。
・2年前の全米オープン決勝、アメリカのセリーナ選手と大坂選手が戦い、大坂選手が優勝したときには、日本勢初のグランドスラム優勝ということもあり、熱烈的に報道されたけど、今回はどの程度の熱量で世間に、というより日本で受け入れられてるんだろう。


・私は日常生活で全くテレビを見ないので、そして職場を中心とする生活圏でもテニスをやってる人が身近にいないので、まだそのへんの肌感が分からない。

・2年前の全米オープン決勝では、セリーナ選手と審判との言い合いが話題と問題提起の一つになった。
・テニスは”紳士のスポーツ”と呼ばれているけれど、”白人のスポーツ”であり、もっと言えば”白人男性のスポーツ”であるとセリーナ選手が審判との言い合いを通して、世の中にメッセージを送った。
・もっとも言い合っているその場ではセリーナ選手に意図とは無かっただろうけど、彼女はきっとこれまでのキャリアでそう感じることが多々あったのかもしれない。


・セリーナ選手と主審が言い争っている間、大坂なおみ選手はその言い争いに意図的に背を向けて、会話を聞かないようにしていた。
・大坂なおみ選手は2018年のその全米オープンの優勝後、アメリカの人気トーク番組にゲストとして出演し、インタビューの中でこの行動について以下のように語っている。

「子供の頃、『もし誰かが怒っていたり、けんかをしていたりしたときには、それに巻き込まれないように距離を置いて、周りが騒がしかったとしても、後ろを向いて自分のすべきことをしなさい』と教えられたことはありませんでしたか?私はそう教えられていたので、そのとおりにしようとしました。」


・こっちは字幕版(でも1/3くらいの尺しか訳されてない)


・今回は、きっかけこそ違えど(セリーナ選手が抗議をしたのは、主審の自分への不公平(と思われる)な審判のため。大坂なおみ選手が抗議の意を見せたのは黒人の一般市民の不当と思われる殺害が相次いだため)、大坂なおみ選手自らが近しいテーマに抗議する姿や姿勢が何度もニュースになった。

・今回の2020年の全米オープンの大坂なおみ選手の姿勢と、2018年の大会との姿勢にはなんの関連や繋がりも無いと思うけど、アメリカという舞台と、テーマの根深さが、世界的な大会の一番表面の部分にも顕著に感じられた。




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・ペコちゃんのプロテイン。
・プロテインの袋の表面には大抵バキムキの大男と相場が決まっているのに、ペコちゃん(公式年齢:永遠の6さい)が描かれている。
・これも多様性なのかもしれない。
・”be  LEGEND”っていうフレーズも、ビーダマンっぽくいていいな。


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