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「ポンペイ展・金魚鉢、地球鉢」2022年1月25日の日記

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・上野の東京国立博物館、通称「東博(トーハク)」に来ました。
・散々上野に来ていたけれど、実は東博は初めて行く。


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・目的はこちら、話題になっていたポンペイ展。今(2022年9月)書くから書ける内容だけど、今年のインターネットで一番話題になった展覧会がポンペイ展じゃないかな。

・会場内は全ての展示が撮影可能だった。そんなことある?
・あった。

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・ポンペイといえば火山の噴火により、火砕流で壊滅した都市として一般的に知られている。
・会場入り口の雰囲気も火山を予感させる作りになっていて、博物館というより科学館らしいワクワクさがあってよかった。


・いくつか印象的だった展示。


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・ハイセンス


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・これは展覧会開催当初から話題になっていた「炭化したパン」。
・ポンペイの遺跡の異常なまでの保存状態の良さは、全てが一瞬で埋め尽くされたこともあるのではないか。

・このパンは相当人気だったようでクッションのグッズにもなっており、なかなか売れているようだった。


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・ちなみにパンはかなり大きい。大きめのフライパンにすっぽり収まるぐらいの大きさがある。帽子だとしてもかなり大きく、普通のスーパーのパン屋さんでこれと同じ質量のパンを見つけるとなったらかなり苦労すると思う。普通の食パン一斤より全然大きい気がする。


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・猛犬注意の標識。モザイクタイルというところがおしゃれ。現代でも通用しそう。

・やはり当時は栄養バランス的に痩せていた犬が多かったのだろうか。わたしがイメージする「猛犬」とは随分体つきがスマートで可愛げがある。


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・世界史の教科書で必ず出てくる作品、アレクサンドロ大王のモザイク画の再現イメージ。
・このモザイク画は実際にはポンペイの裕福な住宅の床に施されたモザイク画で、そのサイズ感そのままに床に再現されていた。
・モザイクだったから布に比べて汚れにも強く丈夫だったことと思う。


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・炭化したパンクッション。


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・猛ポム注意。


・今日はこれで終わりではない。上野にある美術館、「上野の森美術館」で開催されていた、金魚絵師、深堀隆介さんの「金魚鉢、地球鉢。」展も、開催期間の終盤ということもあり今日行っておく必要があった。


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・深堀さんの作品はネットで知った。インターネットには全部があるから。


・特殊な樹脂を一層ずつ順番に重ねていき、その過程で色も重ねていくことで、最終的に立体的な金魚の絵が出来上がる、というもの。


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・これは樹脂の中に描かれた金魚の絵です。

・一層描いては樹脂が固まるまで一晩おき、また一層描いては一晩おく。この繰り返しとなるため、作品の完成までには途方もない時間がかかる。
・その先に完成するのが、この信じられないほどの存在感がある金魚の絵。


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・樹脂を使わない作品も大胆で素晴らしかった。


・中でも最後に展示されていたこちらの作品は、会場BGMで雰囲気もあり、まさに真冬のお祭りだった。

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・ここに描かれている水と金魚は全て樹脂と絵の具。

・途方もない、途方がなさすぎる。


・ビニール袋の中を泳ぐ金魚たちは、実際にはおそらくそうは泳がないだろうという、水槽の中と同じように縦横無尽な理想的な泳ぎ方をしている。それが写真で切り取った屋台との違いとなっていて、見慣れた景色の見慣れない違和感となっていた。夏祭りの懐かしい記憶を理想的に美化した状態で保存していた、誰かの脳内を直接見ている感じ。


・こうしてみると1月は今年の中でも結構いい展示に行っていたな。

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