「立てばMEXICO、座ればピラフ、歩く姿はフラミンゴ」2021年6月16日の日記
・今日は有休を使って「メヒコ」に行ってきた。
・メヒコとは、茨城県を中心に、首都圏に数店舗あるファミリーレストランで、特にお店伝統のカニピラフを売りにしている。価格帯はロイヤルホストくらいで高めだけれど、お店の中心部に“フラミンゴを飼っている”ため、お客さんはフラミンゴを見ながら美味しいカニピラフを楽しむことができる。
・この異様なレストランを知ったきっかけは、わたしが購読している、webライター・小説家のダ・ヴィンチ・恐山さんのnote日記の6月13日分に、その体験談が書かれていたから。
・わたしは推しの体験したことを追体験するという趣味がある。
・今年の春頃にも、バーチャルYoutuber月ノ美兎(つきのみと)さんが体験レポ配信で話していた場所を巡っていて、そのことを日記に書いた。とても楽しかった。
・今回のメヒコでできる体験もわたしはとても興味を持って、この恐山さんの日記を読んだ直後、いついけるだろうかとカレンダーを確認し、翌々日の16日に有休を取っていたことに気づき、昨日、お店に電話して予約を取った。
・日時と人数を伝えると、「フラミンゴの見える窓際の席でよろしいですか?」と聞かれた。
・『フラミンゴの見える席』
・新潮社が出してる小説のタイトルにありそう。
・フラミンゴの村というとても評価の高い小説はあった。
・なんかわたしこのタイトル知ってるぞ。どこで聞いたんだろう。
・茨城県内に何店舗かある中で、わたしは守谷にあるメヒコに行った。
・都内からはつくばエクスプレスで行くのが楽で良いと思う。
・守谷駅に着いてから、20分くらい歩く。駅前は広々としていて綺麗に整備されていた。
・おまえ、ほんとうにサイゼリヤか......?(サイゼリヤだった)
・看板から店舗までがめちゃくちゃ離れたセブンイレブンもあった。
・ここがそうなのか~という気持ちで道中をゆく。
・そしてついに、メヒコにたどり着いた。
・ここが「フラミンゴを見ながら美味いカニピラフを食べられる店」、メヒコです。
・アルファベットで「MEXICO」と書いてメヒコなのだけど、メニューを見る限りメキシコ要素が全くなく、イタリアンを中心にした洋食レストランだ。
・店内は平日にも関わらず混んでいて、待っている人たちもいた。『フラミンゴの見える席』を確保するなら予約して正解だな。
・座席に案内されて座る。
・この写真ではまだここが普通のレストランに見えるとおもうけれど、左側に視線を移すと......。
・いる。
・フラミンゴがいる。
・メヒコ店内でのヒエラルキーはフラミンゴがトップにいる。このフラミンゴハウスは、店内の中心部をごっそり占領していて、客席はこのハウスを取り囲むようにして、フロアの端に押しやられるレイアウトになっている。
・注文するとものの10分くらいでカニピラフがやってきた。
・カニピラフは、殻付きかむき身か選ぶことができて、わたしはむくのがめんどくさかったのでむき身にしてもらった。
・めちゃくちゃ美味しい。
・ピラフなんて年単位に久しぶりに食べたけれど、それでも普通の市販のピラフよりきっと全然美味しいであろうことはわかる。
・さすがメニューの主力にしているだけはある。ご飯にもカニの旨みと甘みが染みこんでいて、でもベチャッっとしておらず、カニの身も味が濃い。
・美味しい...。ここは陽光冴え渡る港町なのか......?
・フラミンゴ館だったね。
・フラミンゴのヒナがいてとても可愛かった。前に千葉市動物公園に行ったときにもわたしはフラミンゴの写真を撮ったのだけど、そこではもしかしたらフラミンゴのヒナを見なかったかもしれない。
・今日の学び。フラミンゴのヒナの脚は太い。
・今日の学び。フラミンゴはすごい座り方をするし、首は180°まわるし、すごく伸びる。
・美味しいピラフを完食してお店を出た。
・メヒコはお会計がほぼ全ての種類の決済に対応しているというのもとても良い。
・メヒコはメニューも豊富で、一番の売りはカニピラフだけれど、ウニピラフというしろものも、ステーキピラフというしろものもある。
・帰るときになって、食べたいと思っていたカニクリームコロッケを注文するのを忘れたことに気づいたので、今度は友達をさそってフラミンゴに会いに来ます。