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「EDIT.com」2021年8月14日の日記

・今日は朝から夕方まで一日、東京都美術館のアート・コミュニケータが受ける講座だった。だいぶ久しぶりだな。前回の講座から一ヶ月弱くらい経ってるかもしれない。


・今日は鑑賞実践講座。テーマは「映像を使ったファシリテーション分析」と「VTS(ヴィジュアル・シンキング・ストラテジ)ファシリテーション実践」だった。
・アート・コミュニケータと講座の概要についてはこちら↓


・これまでの日記と同様に、都美館のHPに記載されていること以上の講座の中身について詳細に書くことは避けるけれど、今日の内容はアート・コミュニケータの主な活動のひとつ、作品を媒介にしたコミュニケーションによる鑑賞について学ぶことと、それを実践してみることをした。


・講座の中でひとつ気に入った表現があったのでそれについて書く。


・作品を媒介にしたコミュニケーションによる鑑賞とは、大まかに言って以下の鑑賞の流れを言う。
①ファシリテータ(わたし)と鑑賞者とで作品を鑑賞する。
②ファシリテータは鑑賞者から自由な感想や意見を求める
③ファシリテータはその意見に応答し、他の鑑賞者と共有する。鑑賞者からさらに意見を求める。
④鑑賞者から自由な意見があつまることで、鑑賞者とファシリテータは様々な観点から作品を鑑賞する体験ができる。


・ファシリテータには、鑑賞者から出た意見を上手にまとめたり、言い換えたり(パラフレーズ)して、鑑賞者が遠慮せずに自由な意見を出しやすくする雰囲気作りをするスキルが求められる。
・今回の講座では、これらの場作りのことを総称して「編集」と言っていた。


・編集。良い表現だな。編集と言えば最近だったら動画編集だったり、もともとの意味では記事の編集だったりと、ものごとを作るための加工や調整のことを指すと思うけれど、それがコミュニケーションにおいても使ってみるというのはおもしろい。コミュニケーションにおけるいろんなスキルや要素が「編集」という言葉を使うことによって理解しやすくなるかもしれない。


・明日も今日の講座の続きを受ける。
・明日はこれまでの都美館の取り組みを例にしつつ、ファシリテータの「編集」について深く学んで実践してゆく。


・今日明日はオンラインの講座だけど、月末の講座では久しぶりにみんなにリアルで会うこともできる。
・たのしみ~~。

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