「絵の感想を絵的に整理する」2021年10月4日の日記
・ここ数週間頑張っていたことが半区切りついた。いや、3割区切りくらいか…。でも一旦マイルストーンの杭を打つことができたのは良かった。
・あと1週間くらいか、わたしが休むことができるのは…。ここまで来たら根性である。考え無しで再現性も微妙な解決策、それが根性ですが、今はやるべきことは明確で手を動かすことが目的なので根性でいいです。
・がんばって午前中で仕事を切り上げてお昼休み中に家に帰り、コンビニおにぎりをかじりながら午後はそのまま東京都美術館のアートコミュニケータが受ける講座に出た。鑑賞実践講座の5回目。
・仕事が午後にかかるかもしれなくて直前まで心配だったけれど、職場の方々のご協力もあり無事に午前中で切り上げることができた。
・テーマは、上記のリンクにもあるとおり「ファシリテーションについて」。実際の鑑賞を実践しながら、作品について解釈を広げていく方法をみんなで学びました。
・複数人のお客さんと鑑賞する場でのファシリテーターの役割は、ひとつの解釈を突き詰めることではなくて、作品の意見の関係を俯瞰すること。
・ここがけっこう意識しても難しい。特に事前課題なんかで1人で練習していると、どうしても自分1人の感想や意見に偏っていってしまう。「もしこの作品を子どもが観たら?」「作品に描かれている職業の人が観たら?」みたいな、視点のダイシングを忘れがちになってしまう。
・他の方のワークを見てみると、たとえ自分と同じ感想を持っていたとしても、事実との相互関係の整理の仕方は全然違うことに驚く。そういった方々に共通する特徴は、出てきているワードや意見の豊富さというところもあるけれど、単純にツールの使い方が工夫されていて視認性が高いということがまず大きい。
・最初に目に入ってくる印象はそれ。
・以前、グラフィックレコーディングやビジュアルファシリテーションの実物を見たときにその目を引く感じに驚いたのだけど、これに近い感覚があった。
・うーん。作品を見て、それについて主観と客観を書き起こそうとしたとき、わたしは頭の中でそのワードを表現する文字でまず思考を始めてしまうのだけど、最初に頭の中にビジュアルの枠組みを用意したうえで考えてみた方が整理しやすかったりするんだろうか。
・あまりに固定した枠組みは考えの幅を狭めてしまうかもしれないけれど、一度試してみてもいいかもしれない。今日のワークが上手だった人のビジュアルを、まずは枠組みをフォーマットとして取り込んで、そこに後から付ける感じで自分の意見を当てはめていく。
・やってみるかぁ。
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