今年のモットー「弱気は最大の敵」

 今年はどうしても目標を達成したい。そのためには、何事にも動じず、心身ともに溌剌とした姿勢を保っていかなければならない。

 思い返してみても、私の身の回りで起こっていることは、他の誰かが経験しているようなことばかりだと思う。しかし、私は「1」の不安や失敗があった時、人一倍うろたえてしまっていないだろうか。「1」の失敗や不安で毎回「10」くらいの反動を負ってしまっていては、傷口に付け込まれ、上手くいくものも悪い方向へ流れていってしまうだろう。弱気に負けず、真っすぐ進むために、今年は思考方法を改善しなければならない。

なにがあっても「任せろ」の姿勢

 予想外の出来事に振り回されてはいないだろうか。朝だけに注目してみよう。出勤時に思ったより道が混んでいる、寝癖が思った以上に治らない、疲れが取れきっていない、昨日の仕事の進捗が予定通り進んでいない、、。朝だけでも挙げだしたらきりがない程に生活は予想外であふれているのである。
 一日や一週間のスパンでみたら、少々大きなレベルの予想外の出来事に出くわすのは普通のことである。毎回、この予想外の波にあおられていては、到底目標へはたどり着けない。
「予想外」は普通のことなのである。必要以上にうろたえることはないのだ。ここで一番大切なのは、「動揺せず対処すること」である。大抵は他の誰かも似たような経験をし、乗り越え、改善して進んできていることなのだ。動揺していては対処が遅れるばかりか、精神や肉体への負荷も増し、更なる予想外を招いてしまうだろう。
 どんなときも「任せろ」と落ち着いて言えるようになれば、周りからも、自分自身からも信頼される行動がとれる人間になることができるだろう。

物事の価値や目的に立ち返る

 日常で起こることの負の側面ばかりに注目して、正の側面に目を向けることを怠ってはいないだろうか。周りに感謝したり、自分がおかれている立場や状況を前向きに捉えたりすることができれば、次の良い行動につないでいくことができるのだ。
 同じ仕事や行動をするにしても、自分がそこに目的や価値を見出しているだろうか。もし、周りの影響を受けて心が揺れ動いてしまうことがあったなら、自分が見出した目的や価値に立ち返って考えてみてほしい。
 自分が決めた目的に向かって進んでいるのなら、自己実現にむけてなにも問題がないはずである。仕事にしても、周りの人のおかげで成長し、人の役にたてているという価値をしっかりと理解できているなら、自ずと周りへの感謝や意欲も湧いてくるだろう。
 自分の決めた目的や価値に向かって進むことができているのなら、これ以上の幸せはないのではないだろうか。自分のことで手一杯になり、感謝を忘れ、状況を後ろ向きに捉えてしまっていないか、考えていきたい。

 目の前で起こること一つ一つに一喜一憂せず、目標を見失わず、絶えず周りに感謝していれば目標は必ず達成出来るはずである。弱気になり、自分で自分を追い込むことなく進む1年にしていこう。

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