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IP活用の優良事例-ポケモン×工芸展-

金沢で開かれているポケモン×工芸展に行ってきた。
展示会の存在を知ってからどうしても行ってみたかった。

国立工芸館

感想を一言で言うと
めちゃくちゃよかった。

イーブイと進化系たち

こういう展示系で初めてパンフレット買っちゃったくらいよかった。

前行った美術館とかでは無理に言語化して楽しもうとしてたけど、この展示は夢中でゲームしたり、外で走り回って遊んだみたいに、言語化しなくても全身で体感できる楽しさだった。

グラードンとカイオーガとレックウザ

余韻に浸りながら言葉に落とし込んでみると、まず掟破りな感じがよかった。

日本の伝統工芸品って「こうあるべき」とか「これが美しい」みたいな掟が強いイメージだった。

ただ、この展示会の作品はどれも自由だった。
例えばこれ。

ロコンとヒトカゲ

つぼの形の通説を超えてきた上、焼き物だからほのおタイプのポケモンというコンテクストがたまらない。

それから見ているうちに、ポケモン以外の部分、工芸自体が持っている魅力を感じることができた。

例えば焼き物の色と模様の複雑さ

ポケモンの柄ではない部分の染色の美しさ

私のような伝統工芸品や芸術に疎い人間でも、ポケモンという親しみのあるコンテンツメガネを通じて、その技術と奥深さを感じることができた。

日本のカルチャーの良さが詰まったクールな展示会。6/11までやっているそうなので、興味がある方はぜひ。

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