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超今更!名華祭と高松のアニメショップの話

GWが終わりました。涙が止まらず家の中で千曲川が出来上がりました。不当な連休の終了は違法だと思う。さて、この時期の名物と言えば博麗神社例大祭です。今年も無事(?)終わった様子がタイムラインに流れてきます。

名古屋地区、似たような名前の国際展示場多すぎ問題

ほいで、ここからは最早なんも関係ない名華祭の話になります。えぇ、えぇ、今年の3月末日に開催された東方名華祭にこっそり参加していました。最近行った同人誌即売会と言えばブルアカオンリーイベが3つくらいなので東方ジャンルの即売会なんて……と思ったら東京で東深見市まつりに参加してました。アレまたやってくれんかな。コンセプトが魅力の即売会は初めてだったので。

宇佐見菫子のいない(!)宇佐見菫子オンリーイベント、
東深見市まつり 次回開催待ってます

話を名華祭に戻す。最近は別ジャンルばっかやってたので東方ジャンルに戻ってくるのは年単位になって久しい。自分が東方ジャンルにいた時なんか中高生〜20代くらいの若者の男子がメインの層だった。

だった。

そう

いざポートメッセに入ってみると

無数の親子連れが……!

なんだこれは いやマジで
会場内は撮影禁止なので写真がない。しっかし右向いても左向いても親子連れやらどう見ても小学生くらいの子どもやらビール腹の中年男性までよりどりみどり。なんならちょっと遠くのイオンモールまで遊びに来る感じで友達と来ている小学生もいる。びっくりした。いや、びっくりよりも感心した。

ファン層の新陳代謝がしっかりしているのである。即売会の出し物の中に東方のアレンジ曲のクラブがあった。試しに入ってみると、他のジャンルのアニクラみたいなオタク世代とは全然違ってひっくり返るくらい若い。ここまで来ると気分は浦島太郎だ。直近で参加した東深見市まつりがいわゆる「想像していた通りの参加者層」だったのに対してこっちはめちゃくちゃ若い 若いというか幼いと表現した方が多少オーバーでも伝わりやすいかもしれないくらいだ。

そんなこんなで名華祭が無事終了。

じゃんけん大会 勝利✌️

アフターのじゃんけん大会で同人誌11冊セットをゲット、名華祭に呼んでくれた同行者の車で名駅まで帰還した。

名華祭 2日前 香川県高松市─

時間はさらに戻って名華祭2日前、この日は高松にいた。え?お前の住んでるとこ言ってみろ?長野県上田市ですが……。名華祭前に暇だったので四国行きたい欲の消化も兼ねた四国旅行ですョ。この後山口と広島、敦賀経由で名古屋に飛んで名華祭に滑り込みます。

¨̮

この日はジャンボフェリーで高松入り、その後うどんを啜ってそのまま瀬戸大橋線で岡山、倉敷を観光して午後に金比羅参りというスケジュール。

金比羅を参るなら奥まで行こうぜ

金比羅山を降りてことでんで地理好きのド定番(?)片原町へ。

親の顔より見た風景

ぶっちゃけ言うと高松来たかった理由が商店街。色んな文献に出くる高松の商店街を1回見てみたかったんですよね。

賑わいの創出がある

時間はちょうど17時前くらい。フォロワーに教えてもらった夕飯の店まで歩いている時、アニメ系の店が開いていたので試しに入ってみた。アニメイトでも、らしんばんでも、メロンブックスでもない野良のアニメショップだ。こういうところを覗いて当地の人が何を求めているのか見るのが楽しい。

どう見ても異常なサイズのスーツケースを転がしながら入店したので入って10秒で女性店員に話しかけられた。そらそうだ。長野から来たこと、この後名古屋に行くので今日は高松にいることを話した。

引かれた。

その後、『どうも最近東方のファン層が変わっているらしい』という話になった。高松のアニメショップでも、しっかりその波は来ているらしい。最近では、お小遣いを握りしめた小学生グループが放課後によく来るらしい。

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どうしよう。ぼくが小学生だった頃と違いすぎる。小学生が東方のグッズやら同人誌を買いに来ることはもちろん、そもそも商店街に小学生の内から買い物に来る文化が育ってることだとか思考が止まらない。当たり前だが、家によって違うのだろう。でも、放課後に行くのが公園だとか、友達の家でDSのゲームをするでもなく、アニメショップというのは面食らった。そこまで来ている子は来ているのか。無論、これは香川の中心地である高松の更に中心地の話だ。高松の郊外、そのまたさらに郊外まで進むとまた変わってくるのだろう。もしくは、インターネットネイティブ世代の彼らは通販を使いこなしているのかもしれない。いずれにせよ、東方という昔からあるマンモスジャンルは、凄まじい勢いで変わっているらしい。自分が触れていなかった何年かの間で風向きは全然変わってしまった。ファン層の超急速な若年化がコンテンツに何をもたらすのかまだ分からない。高松のアニメショップの店員も、流石に慣れてきているらしく、ケロっと言っていた。

すごい世の中である。皮肉でもなんでもなく、すごい世の中である。こっちが小学生の頃なんかインターネットに触れる機会なんてのはゲームのネット対戦くらいなものだったのが、今やSNSやらなんやらに進出している。小学生で「オタク」になった彼らは今後どうなるのか、歳を食った世代は何ができるのか、考えるタイミングがどこかしらで来るのかもしれない。そう思いながら、飯を食い、瓦町からことでんに揺られて夜の高松を走った。

P.S.オチとか特になくてすまんかった

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