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#4 監査経験から得られるモノとは

数年前から、公認会計士試験の受験生を対象とした採用活動に携わっています。毎年8月下旬に実施される公認会計士試験の2次試験(論文式試験)が終わり、8月末や9月から監査法人、FAS、コンサルティングファームのリクルートイベントが開催されます。
そのため、例年9月以降は受験生と懇談する機会が多いのですが、「将来アドバイザリー業務をやりたいと思っているのですが、合格後は監査法人に入社して監査をやるか、初めからFASやコンサルに入社してアドバイザリー業務をやるか悩んでいます。ファーストキャリアとして監査をやることの意義得られる経験・モノについて教えてください。」という質問によく遭遇します。
私が監査法人に入社した時代は、合格後に直接FASやコンサルに行くなんて選択肢なかった気がしますし、周囲にもそんな人はいなかったと記憶しています。現在の受験生にとって選択肢が多いのは喜ばしいことだけど、情報が少ない中で人生を左右するような選択を委ねられてとても悩ましいだろうなと思います。

そこで、前述の質問を受けた際にどういう事を回答してるかなと思い出しなが3点書いてみました。考え方は十人十色だと思っていますが、ご覧頂きまして何か少しでも参考になれば嬉しいです。

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