【現アパレル従業員によるシューズ豆知識】vol.26 「アッパーその3」
履き口の部分をカットと言います。
特に決まった設定はないので、ブランドによってもまちまちですし、イメージです。
ロー - くるぶし下。足首が動かしやすい機動性タイプ。軽量にもなります。人によって足の形状は様々ですが、内と外のくるぶし高さは違うので、そこらへんの当たりが気にならないか要確認。
ミッド(ミドル) - 足首まで覆うもの。足首周りを囲むことでブレを少なくする安定タイプ。野球だと例えばクロスプレーのスパイクから守る、なんて考えも。
クォーター - ロー(くるぶし下)から前方にかけてはミッド。個人的に関わらせて頂いた中では最も多く選ばれたバランスタイプ。足首までは覆いたくないけど、前方が高いことでシューレースで締める範囲が広がり、フィット感が高まるとのこと。
ハイ - ミッドより高くホールドタイプ。アメフトでよく見られ、ベルトまで付いているものもある。ハイでなくてもテーピングでシューズと足をガチガチにしており、一体化させるようです。素材やつくりによってはただ固定する、みたいな感じですが、特に最近は技術も高度化しているので、動きやすさも兼ね備えているのでは、と思います。足首サポート(保護)にもなりますね。
次回、「アッパーその4」
※かなりはしょりながらなので、厳密には正確でなくてもご了承くださいませ。。。