【現アパレル従業員によるシューズ 豆知識】vol.14 「アウトソールその2」
ラバー以外にプレートもあります。
本当に競技によって様々ですが、野球 を中心に主だったものを。
まず樹脂プレートとして2つ。
パッと見は正直区別しにくいですが、
ナイロン系は薄くできて軽量、硬めで跳ね返りが強いので、ソールが動きをサポートするタイプ。
一方のウレタン系は柔らかめで曲がりやすく、耐摩耗性が高いです。動きにフォローしやすいソールタイプ、といった感じでしょうか。
ちょい余談としては、透明がきれいに出せるので、デザイン性は自由度が高いですかね。
どうしても上からコーティングやメッキで塗装すると、地面にこする分はげるのは免れないので。
そして、最近はなかなか新しいものは出ませんが革底。とにかく地面に近い低重心とフラットな安定性、足馴染みで、まだ時折好みとして聞くことがあります。
どうしても需要と供給バランスからか高価になってきますし、モノ持ちとしては非常に管理や手入れが難しい、というのはありますね。
おまけはセプトン というとある樹脂。扱いが難しすぎて商品化も一部しかないと思います。
一番はシューズとしてくっつきにくい…
樹脂ソールは接着剤の前に必ず下処理で化学変化させるのですが、これがえらい大変らしく、、、
ただ性能的には軽量で高反発、耐摩耗性の高い、ナイロンとウレタンの良いとこ取りの一品です。
次回、「ポイント」
※かなりはしょりながらなので、厳密には正確でなくてもご了承くださいませ。。。