第92回都市対抗野球大会を終えて

今回の都市対抗野球は、東京ガスの初優勝で終わりました。地方予選、本選もそうですが、社会人野球のレベルは年々確実に高くなっているなと感じ、チームのレベルアップはもちろんのこと個人のレベルアップも必要だと感じました。

トーナメントだから、負けたらそこで終わりだからこそ1球、1打席、1試合に全力のパフォーマンスをぶつける。ここが、社会人野球の魅力であり、逆に1球で流れが変わってしまう怖さでもあると思います。 

今大会は、地方予選から白熱したゲームで終わってみると当行野球部が予選から全勝で優勝し本選への切符を手にしました。
周囲の人からは、危なげないような試合運びと言われますが、一歩間違えばうちが負けていてもおかしくない試合ばかりでした。 

個人的に思うように調子が上がってこず苦しみました。デッドボールによる負傷での交代等、試合に出られないこともありました。ただ、チーム力は去年に比べると格段に上がっており選手層も厚くなったと感じます。それだけに、今年のチームには自信がありました。 


迎えた、都市対抗野球初戦。
相手は、激戦の中国地区を1位で勝ち抜いた強豪の伯和ビクトリーズです。
長打はないもののコツコツと次に繋げていき、投手力もある、いやらしい野球をしてくるチームという印象でした。
いざ、試合が始まり終わってみると0-6の完敗。うちは、散発4安打に2つの失策という…
守りからリズムをつくるうちの野球をできなかった、させてもらえなかったところが敗因だと思いました…

野球は、個人競技の要素が強い団体競技だと思います。1つのミスでチームが負けることもあれば、1つのプレーがチームを救うこともあります。自分が活躍することで、チームに貢献するという考え方もありますが、やっぱりチームのために打つ、投げる、守るという考え方の方が今までの野球人生において結果が出てきてたように感じます。 

応援していただいた社員の皆さん、社会人野球ファンの皆さん、家族、友人、補強でうちに来てくれた3人…自分に関わりのある全ての人に感謝したいと思います。
ありがとうございました!
来シーズンこそ、都市対抗、日本選手権の2大大会の出場目指して頑張りますので、応援をよろしくお願いします!

高校の恩師に球場で撮っていただきました。