なぜ結婚するの?それは幸せの構築のため~婚活とwell-being
well-beingという言葉が最近よく聞かれますが、世界保健機関(WHO)憲章の草案のなかで、well-beingは幸福の概念・・すべてにおいて満たされている状態という意味で使われています。
今 働く人が精神的にも肉体的にも社会的にも「満たされている状態」をどう企業のなかで実現していけるのか、人事部などを中心に活発に模索されているようですが、そもそもこの課題はプライベートでこそ、個人が取り組みたい内容と言えるかもしれません。
そもそも すべてにおいて満たされている状態を幸福の概念と呼ぶからには、働く時間以外のプライベートが、精神的にも肉体的にも社会的にも満たされていることは基本の土台といってもよいのでしょう。
婚活をしている人の8割が婚活に希望を見いだせなくなり疲れてくると言われていますが、そもそも結婚はなんのためにするのかをわかっていない人も
多いのです。そして、わからないから、少し断られただけでも自分を否定された気がしてモチベーションを落としていきます。
そのうちに 半数以上の方が、特にキャリア志向の女性は、もう結婚なんてしなくてもだいじょうぶだからいいかな・・と婚活から離脱してしまうのです。
平成があと18日で幕を閉じ、新しい時代が始まります。令和の時代のこの国の結婚はどんな概念のものになるのでしょうか?
お金があって 食べるものがあって、はたして100年の人生はそれですべてにおいて満たされる時間になりうるのでしょうか。
~結婚とは、人に最高の成長と可能性を与える建築のしくみ
もしあなたが 葉桜の眩しくなるこの季節、婚活をしていて 植物の勢いに少しだけ 気圧される気分になったら・・
そのときに思い出していただきたい言葉が このwell-beingの発想なのです。婚活中のあなたが今、手にしようと邁進しているプロジェクトは、精神的、肉体的、社会的にすべてにおいて満たされている状態、well-beingの実現です。