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人生で一番大事なことは今の自分をとことん知ること

人生とは
敷かれたレールを忠実に進むことなのか
思いっきりレールから外れた道を行くのか
親から何と言われようが
先生から何と言われようが
決めるのは自分です。
だから人生は自分が決めたとおりになります。

敷かれたレールは安全で安心かもしれません。
レールから外れたら自由だけど過酷かもしれません。
どっちが良いか自分が選べます。

私の場合
次男だったから必ず家を継ぐという縛りは無かったものの、家業と同じ建築系ではあったけど最初は全くコネも何もない会社に就職しました。
4~5年経って世間はバブル景気となり、家業も忙しくなり、良い機会だからと家に戻って手伝うことになりました。
その時兄は修行を終え既に後を継いでいました。
やがてバブルは弾け社員が一人二人と辞めていき
社内がギクシャクしだし私も辞めることになりました。
その時はもう二度と戻るものかと別の建設会社に転職。
しばらくして独立したが借金を抱えてしまい、泣く泣く再び家業へ戻りなんとか借金を返済しました。
月日は流れ二十数年が経ちました。

振り返れば何度か脱線したけど、建築という仕事から外れることはありませんでした。
幼い頃から家業の手伝いに駆り出され、好きとか嫌いとかそんな思いすら抱かず、一生建築の仕事をしていくもんだと思い込んでいました。
ちなみに思い込んでいることは100%実現します。
なので職種で迷うなんてことは一度もありませんでした。
今思うと好きなことを仕事にしている人は尊敬に値します。
私も好きなことはあったけど、それで稼いでいくイメージも勇気も無かったというのが本音です。
この仕事が本当に自分のやりたいことなのか?
そんな問い掛けさえ自分にしてこなかったのです。

そんな私が宇宙の法則や見えない世界にハマっていきます。
そして精神世界やスピリチュアルなことを学び始めると、まず初めに自分に向き合うという作業があります。
自分の好き嫌いは?
自分の長所短所は?
自分の理想は?
自分の将来は?
自分が叶えたいことは?
自分の価値は?
仕事、お金、人間関係、環境に対する意識は?
等々、自分のことってすぐに答えられますか?

私はこれを知るまで、今ある現実に真摯に向き合う生き方で良いと思ってきました。
自分を具体的に知ろうともしなかったし、本心は出さずに相手に合わせるのが美徳と思って生きてきました。

散々お伝えしてきておりますが、人は思っていることを現実として経験します。
当然にして以前の私は、真摯に向き合わなければならない現実に直面し、本当の自分がわからないまま、自分の本心が言えない相手優先の人生を送ってきたのです。
まあ、それが苦労だったとは思いませんが、楽な人生ではなかったと言えます。
であるからこそ見えない世界を知って解放されたのです。
人生は自分で創造することができるんだってね。

仕事が苦しい
お金が苦しい
人間関係が苦しい
この見えない世界を知るまでは
誰かのせい
政治のせい
景気のせい
そう疑いもせず生きてきました。

ところが
何回転職しても仕事が辛い
いくら働いても生活が苦しい
不仲だったヤツと離れたらまた同じようなヤツと出くわす
こんな現実が繰り返される原因が実は自分にあったわけです。
180°考えが違っていたのです。
そんなわけないよって思われるかもしれませんが
私自身が何年も掛けて自分を実験台にして、自分を俯瞰してきて確信したのです。

自分の人生は、自分の現実は、全て自分次第なのです。
冴えない苦しい人生は自分を知らなかったからなんです。

知ろうともしなかったから
自分が何者なのか
自分は何がしたいのか
自分は何をしたくないのか
わからない人生になってしまうんです。
だからお金も残らないし
他人ともうまくいかないんです。

人生は
過去生や先祖のカルマも影響します。
幼い頃に受けた心のキズも影響します。
これまでの躾、教育、習慣、環境も影響します。
目の前の現実にも影響されます。
それらも全てひっくるめて、これからの人生をどうするか「今の自分」が決めるのです。

今の自分が何を感じているのか
そこから今の自分が何を欲しているのか
そして今、自分がどうするか
意識を向けるのは外ではなく内だけなのです。

常に自分の声を聞き、自分を知り、自分に応える
すると自分本来の生きやすい人生になっていきます。



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