愛鳥のブラック企業奮闘記 ~第18話 地獄の物流センター研修~
この奮闘記では、わたくし愛鳥がブラック企業で無双状態になるまでの経緯について、新入社員の時から時系列にして投稿しています。
このマガジンの投稿目的は、あなたが、もしブラック企業で働くことになった場合に、
どのような地獄を見るのか
どのようにして苦難を乗り越えるのか
どのような武器が必要になるのか
どうすれば無双状態になれるのか
を疑似体験していただくことです。
この奮闘記を定期的にご拝読いただくことで、仕事ができる人になるまでの過程を疑似体験できるようになりますので、結果、仕事ができるようになります。
仕事ができるようになれば、悩みがなくなり、自由な時間を手に入れることも可能です。
それでは楽しく疑似体験していきましょう!
ブラック企業へようこそ!
1.前回のあらすじ
時は2006年に遡る。
私は大手商社に就職。
だが、超絶ブラック企業であった。
私たち新入社員は、入社式を終えた後に、すぐにとあるお寺で4泊5日の地獄の合宿をすることになった。
更に、この地獄の合宿には、なんと監視カメラが設置されており、その様子を経営陣が見て格付けを行っていたのであった。
格付けはAからFまであり、上位ランクの新入社員は本社に近いエリアが次の研修先となり、ランクが下がるごとに本社と研修先の距離が遠ざかるというものだ。
研修が終わった後は、その研修先の近辺が配属先になり、ランクが下がるごとに厳しい上司の下で働かされることになる。
ちなみに、わたしく愛鳥は、誰よりも学生気分が抜けずに、合宿中に誰よりもふざけけてしまった(詳しくは下記note参照)ため、Fランクとなってしまった。
最下位のFランクともなれば、本社からとんでもない所に飛ばされて働くことになる。
私たちFランク組は、飛行機で次の研修先へ行き、エリア責任者である権田(ごんだ)部長に出会う。
権田部長は、ガメラのようなごっつい見た目で、めちゃくちゃ怖い人であった。
しかも、寺合宿の私のおふざけは、ガメラにも筒抜けであり、出会った早々に、私はガメラに思い切りビンタされてしまったのであった。
これから、ガメラのもとで研修を受けることになるが、一体私はどうなってしまうのか。
2.地獄の物流センター研修
「野郎共、ついて来い!」とガメラは威勢よく私たちFランク組をバスに乗せた。
バスの移動時間は、とにかく長かったが、私たちFランク組は、あまりの恐怖で誰一人言葉を発する者はいなかった。
そして、バスが所定のバス停に留まると「おい、降りるぞ!早くしろ!」とガメラが言い、私たちFランク組はバスを降りた。
バスを降りると思わず目を疑ってしまったが、本当に何もない閑散とした場所であった。
その後、ガメラは無言で歩き出し、私たちFランク組も黙ってガメラについて行くと、一つだけぽつんと大きな建物が見えてきた。
すると、ガメラは「おい、ここがテメーらの次の研修先だ!入れ!」と言い、私はFランク組はその建物の中に入った。
次の研修先は、物流センターでの研修であり、たくさんの社員が作業着姿で働いていた。
そして、ガメラは、私たちFランク組を体育館のような場所につれて行き、ガメラは館内放送で「おい、全員集合!」とヤクザのような口調で言った。
そしたら、作業着姿の社員が全員、体育館のような場所に集合した。
その数の多さに、私たちFランク組は、圧倒されてしまった。
そして、ガメラが全員集合したのを確認すると、
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今日からここで研修を受ける新入社員だ。
こいつらは、Fランク組で、どうしようもない奴ばかりだ。
お前達、遠慮はいらぬ。
びしばし、しごいてやれ!
こいつらの性根から、叩き直してやれ!
🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥
と叫ぶように言うと、作業着姿の社員が一斉に「はい!」と叫ぶように返事し、建物全体に大きく響き渡った。
この様子に圧倒されて、私は帰りたくなったが、ガメラは間髪入れずに、「テメーら、自己紹介しろや!」と脅しをかける。
そして、私たちFランク組は、一人ずつ、「○○です。よろしくお願いします。」と自己紹介していったが、初めに自己紹介した新入社員があまりに声が小さかったので、ガメラが
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おらああああ!てめー、寺合宿で、一体何学んで来たんや!
寺合宿の時のように、死ぬ気で声ださんかいやあああ!(下記note参照)
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と思い切りキレ倒し、私たちはFランク組は、これでもかと言わんばかりに死ぬ気で「○○です!よろしくお願いします!」と自己紹介をしていった。
最後に、私が自己紹介することになったのだが、体育館のような場所で、物流センターの社員全員に注目されながらの自己紹介だったので、心臓が張り裂けそうなほど緊張した。
そして、いざ、私の番になった時に、
「愛鳥です。よろしくおっ#%&っす。」
と自己紹介を噛んでしまったのであった。
私は、やってしまったと恐る恐るガメラをみると、ガメラは目を大きく見開き、鬼の形相で「おい愛鳥!こっち来いや!」と言った。
私は『えっ!飛行場でビンタされた時とまったく同じなんだけど、嘘だろ!今回は噛んだだけだぞ!』と思いながら、恐る恐るガメラに近づくと、ガメラは
「愛鳥、歯を食いしばれ!」と言って、
「バチーーーーーーーン!!!!!!」
となんとガメラは、自己紹介を噛んだだけの私に対して、また思い切りビンタしたのであった。
そして、私の頬をビンタし終わった後に、ガメラは「気合い入れんかい!ボケがあああ!」と捨て台詞のように言い放った。
これには流石の私も
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前のビンタは、俺が寺合宿の時に、ふざけすぎたのが悪かったけど(下記note参照)
今回のビンタはマジで意味不明やぞ!
俺はな!ただ噛んだだけなんやぞ!
理不尽すぎるやろうがあああああ!
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と心の中で叫び倒し、ガメラを睨みつけたが、なんせガメラは、
とんでもない巨躯
パンチパーマのようなくせ毛
これでもかというぐらいに焼けた肌
そして、極めつけは、ぎょろ目で鋭い眼光
と、とんでもない見た目をしていたため、ガメラと目が合ったと同時に、迫力満点の眼光に圧倒されて、私の目は一瞬にして負け犬のごとく情けない目に変わった。
そして、その目を見たガメラは追い打ちをかけるかのごとく「愛鳥、死んだ目でこっちを見るな!シャキっとしろ!ボケがあああ!」とまさに泣きっ面に蜂であった。
私は逆ギレする度胸もなく、やられるがままであった。
そして、ガメラは、何事もなかったのように淡々と
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解散!
お前達は、仕事に戻れ!
Fランク組は、今からテメーらの寝床に連れてったるから、荷物をまとめろ!
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と言い、私たちFランク組は、物流センターから出て、てっきりホテルでも行くのかなと思いきや、まさか、まさかの物流センターが寝床であり、私たちFランク組は全員腰抜かしそうになった。
実は、この物流センターの中には独身寮があり、私たちのような研修を受ける新入社員だけでなく、この独身寮で既に生活している独身の先輩社員もいた。
『物流センターの中で生活だなんて、嘘だろ!』
と私たちFランク組が全員ショックを隠しきれない中で、ガメラが更に追い打ちをかける。
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ようこそ、○○物流センターへ。
テメーらFランク組は、ここで1ヶ月間、研修を受けてもらう。
ここの先輩は、全員厳しいから、毎日、本気で来いよ!
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と。
『えええ!こんな所で1ヶ月も研修だとおおお!精神的に持たねえぞ!マジで死んでしまうだろうがあああ!』
と私は不安に押し潰されそうになり、気がつけば私の頬は涙で濡れていた。
こうして、私たちFランク組の地獄の物流センター研修が幕開けしたのであった。
果たして、私たちFランク組は乗り越えることができるのか。
この続きは、次回の奮闘記で話していく。
~第18話完~
最後まで読んでいただいた皆さんには、本当に感謝しかありません。
このように、こちらの奮闘記では、わたくし愛鳥がブラック企業で無双状態になるまでの経緯について、新入社員の時から時系列にして投稿しています。
そんな私の「悩みゼロの無双仕事術」ですが、その根源は私の武器である「1の情報から10の潜在的要素を観る洞察力」になります。
そして、この洞察力は、ブラック企業で数多の苦難をくぐり抜けた百戦錬磨の経験で身に付けました。
これにより修羅場を生き抜く直感が培われ、今では社長や経営層に「君に敵う者はいない」と評価され、今の会社で7年間ずっと無双状態です。
そんな私の全ての叡智を集結させることで編み出した無双仕事術は、以下の3つです。
仕事の悩みというのは、本来はすぐに解決することはできず、焦らずじっくり時間をかけて解決していく必要があります。
しかし、この3つのコンテンツは裏技という切り口で、即効で再現できる形で描いていますので、最後まで読み終わった後には、「目から鱗が落ち、人生観が変わった!」と感じていただけることでしょう。
それでは、また次回のnoteでお会いしましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。