【開催報告】1月29日「みんなの夢を語るデイ」@横瀬町Area898
1月29日(日)14:00~17:00
横瀬町 Area898で、「みんなの夢を語るデイ」を開催しました。
内容は、
①みんなのやりたいこと検討・共有
②共感できるテーマ探し
③共感できるテーマ別にグループワークで掘り下げる
横瀬町民15名、町外13名、合計28名の方に参加していただきました。
小さな町から未来をつくる
最初に横瀬町の富田町長さんから、横瀬を「ウェルビーイングな町」にしていく想いをお話しいただきました。
「資本主義は今、曲がり角に来ていて、新しい価値観が模索されています。
いろんな方法論がありますが、私は小さな町から新しい幸せな町を発信して行きたいと思います。
バランスが取れた生活だったり、豊かな自然の中の生活だったり、幸せなライフスタイルや幸せの在り方をつくっていきたい
この小さな町だからこそできることがある。
それが資本主義の次の世界を動かす流れやシステムにつながっていけた良い。
そういうことができたら素敵だな~~と考えています。」
この後、ワークショップでは、個人ワークによるやりたいことの検討、その全体共有を行い、意見をテーマ別にグルーピングしたのち、参加者の共感が得られるテーマへの投票(シールでの投票)を行いました。
その中で、共感を集めた4つのテーマ(教育の場づくり)(自然)(交流)(文化・芸術)について、グループワークを実施し、ビジョン、今後のアクション、自分たちの関わり方について意見交換を行いました。
みんなの「やりたいこと」の共有
一人ひとりのやりたいことをポストイットに書いて、発表しながらグルーピングしました。
(1)教育の場・交流の場
〇大人も子どもも一緒に楽しめる場 ★
〇皆さんで遊べるスペースを増やす
〇童心に帰って遊べる ★
〇子どもと地域が出会える場所づくり ★
〇子どもが楽しめる学校づくり
〇子ども主体の活動を保証する場づくり ★★
〇みんなの夢をかなえる日(イベント) ★
〇みんなで面白い家をつくりたい(アーティストインレジデンスなども)★
〇子どもから大人まで生きがいをもって集まれる場所づくり ★★
〇小さいときにたくさんのスポーツを経験できる場所 ★
〇多様な人との交流の場づくり
〇フォルケオイスコーレ(大人の学校)
〇海外とのシェア授業 ★★
〇民主的で子どもがいきいきする学校づくり
〇安全で安心できる公園
〇外の子どもと秩父(横瀬)の子どもが交じり合える場づくり ★★★
〇「夢見る小学校」実現
〇子育て応援
〇子育てに悩む親や教育者が集まって相談できる場づくり
〇大人の本気の学校欲しい
〇手話を学ぶ場づくり
〇横小第一校舎を絵本カフェに ★
〇自然の中でロールプレイ・パーティなど
〇自分は独りぼっちだと感じる人が生まれない場所 ★★★
(2)自然
〇駆け込み寺的アウトドア施設 ★★★
〇川遊びができるところが多い町
〇もっと皆で自然を体験 ★
〇森の中の遊び場が欲しい(遊具を自分たちで作りたい) ★
〇山で農業・林業体験学校をしたい
〇林業を通して、山・森を学ぶ
〇みんなが関われる農業
〇子どもを預けられるアウトドア施設
(3)食・グルメ
〇キノコの名産地にする ★
〇ジビエを楽しめる町にする ★★★
〇おいしいご飯が食べられる場所 ★
〇山奥café
〇横瀬町グルメマップをつくる ★
(4)文化・芸術
〇芸術祭含め、お祭りをやりたい ★★
〇伝統文化の継承
〇全町民が芸術家(表現する場所、イベント)
〇映画、ミュージカル、絵本をつくる
〇将来の世界文化遺産をつくる ★
(5)町の魅力づくり
〇「横瀬町に来たい!」と思ってもらえるまちづくり
(ウォーキングしたくなるまち)(花いっぱいのまち)
〇儲かる町(ここでずっと暮らしていける)(住民が増える)
〇何かのギネス挑戦
〇フリートークラジオ
〇横瀬のCM制作
〇横瀬の紹介動画制作
(6)交流
〇楽しい大人づくり
〇ウェルビーイング会議・対話会
〇おもいっきり遊ぶ
〇非モテ男の仲間づくり(コミュニケーション弱者) ★
〇非モテ男のエンパワメント向上(童貞支援施策)★★★
〇移住者と在住者との輪づくり
〇大人も子どもも学びを得る ★
〇大人が子どもに選択肢を伝える会 ★
〇子どもが夢を語り、叶える町にする
〇デモクラシーフェスティバル(対話フェス) ★★
〇住民の声を行政に届ける仕組み ★
〇障害のある・なし関係ない交流 ★★★
〇関係人口を増やす
〇町のみんなで町の少額のお金の使い道を相談して使う ★★★★
(7)健康
〇ぴんぴんころりの暮らし方、生き方 ★
〇身体に良い食事がとれる食道 ★
〇不妊治療の卵子凍結支援
〇病中・病後児保育の受入れ
〇非モテ男の健康問題 ★
〇健康の不安についても明るく話せる場
〇気が付いたら体力がついているイベント
テーマ別のグループワーク
次にテーマを「教育」「自然」「文化・芸術」「交流」の四つにまとめて、それぞれのグループごとに取り組みたいことの対話をして、まとめました。
(1)教育の場づくり
グループ名:教育の場づくりグループ
ビジョン:子ども主体を尊重することを通して、子どもも大人も幸せになれる社会を実現したい!
アクション:
・大人の「子ども観」を転換
(コントロール、指示・命令の対象から、対等・尊重する存在へ)
・みんなの夢を語るデイの小中学校での実施
・子どもの声、地域の声をもっと学校へ
・ファルケホイスコーレ(大人の学び場)をつくる
関わり方:
・学校外の人との関わりを増やす
・地域の人がもっと学校、教員をサポート
・子どもが意見を持つように(先生も完全ではない、失敗を受容できる学校へ)
・作文をたくさん書かせたい
(2)自然
グループ名:駿の意思を継ぐ者たち
ビジョン:自然と一緒に楽しく生きる!
アクション:
・定期的or定常的に関わってほしい
・きっかけとなるイベント
- 泥祭り
- 農業体験・料理体験
- 自然を素材とした授業(科学・芸術)
- マインドフルネス(日本仏教)
・持続化
- ツリーハウス村づくり(伐採から)
- 共同農業
- NAZELABの
- アートプロジェクト・芸術祭
関わり方:
・自分たちは進み続ける
・関わり方は考えたい(自然と増える?)
・専門家は関わってほしい(ファシリテートしてほしい)
(3)多様性・コミュニケーション
グループ名:Choose your future
ビジョン:「超」多様な人が集まれる町にしたい! ~町にチカラを貸してくれ~
アクション:
・健康なときから、この先(生死)について語り合う
・みんなで考える死ぬ前のこと
・みんなで思いっきり遊ぶ
関わり方:
・様々な過去のある人を巻き込む
・思いテーマを明るく話す
(4)文化芸術
グループ名:横瀬どうぶつ村
ビジョン:みんながアーティストな町、みんなに光が当たる町!
アクション・関わり方:
・町民全員でつくるミュージカル映画
- 自作・自演(美術、衣装、大道具、小道具、脚本、演出、手話、通訳、キャスティング、ブランディング、クリエイター、キャラクターづくり、グッズづくりなど)
・負の遺産をアートで伝える
・武甲山アート
・文化交流ツアー
・アートフェス
今後に向けて
参加した皆さんから取り組みたいことがいろいろと出てきたので、想いのある人たちが中心になって、具体的なアクションを進めていただきたいと考えます。
また、「みんなでつくる日本一幸せな町横瀬協議会」としても皆さんの取組みを支援できるように体制を整えていきます。
これからにご期待ください。
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