見出し画像

チーフスの2021補強を考える

オフシーズンも楽しめる。それがNFL。毎日mock draft simulatorで遊んでいるので、考えていることをnoteにまとめます!

現在のチーフスの状況

3/9時点でサラリーキャップを$22Mほどオーバーしています(ちなみにこれはリーグで4番目に苦しい状況)。

なのでFA選手の残留・獲得は難しい状況となっており、基本的にはドラフトでの補強がメインになるでしょう。あとプラスして選手のキャップを再構築する必要もありそうです(今年のサラリーを来年に回す)。

2021年FA選手一覧

今オフのFA選手は以下の通りです(overthecap.comより)。

画像1

主力選手としてはWR Watkins、S Sorensen、CB Breeland、C Reiterあたりが抜けてしまいます。現在のサラリーとチームのキャップ状況を考えると残留は厳しいです。特にC Reiterは$11.4M級のMarket Valueになっているそうです。出世頭!

FA選手の中で言うと、CB Wardはなんとか残留させたいですね。現在のサラリーを考えるとなんとか残留資金を捻出できるかも。

各ポジションの補強

QB

補強の必要なし。Mahomesが健康であることを願うばかりです。

RB

補強はなし。来季はオプトアウトしていたDamian Williamsが帰ってきます。おそらく1番手がCEH、2番手がDamian Williamsとなるでしょう。個人的にはプレーオフでも活躍したDarrel Willams(FA)も好きなので残ってほしいなぁ。

WR

補強ポイント。Watkins、Robinson、PringleがFAとなっており、特に前2人は残留無理でしょう。このままだと1番手がHill、2番手がHardman、3番手以降が未定という状況になります。Hardmanが2番手というのは少し物足りない気がするので、新たに2番手WRが欲しいです。

ただ、ドラフト2巡以降で取れそうな選手に2番手を任せられるかというと微妙な感じです。1巡でWR行くならそれはそれでよし、1巡行かずに2〜3巡で中途半端に取るくらいなら4巡以降で3番手候補を何人か取るべきかと思います。

TE

Kelceに続く2番手が欲しいです。WR・OLが足りてないので、ドラフト2・3巡で良いTEを取り、レシーバー・ブロッカーとしてマルチに活躍してもらうのもありかも。

ちなみに2021ドラフトで3番目と目されているBrevin Jordan(Miami)をチーフスが調査しているとのこと。3巡目で取れるか微妙。2巡で行くか。

OL

今年のスーパーボウルで図らずもOLの重要さを思い知らされました。いくらMahomesが凄くてもOLが弱いと勝てませんよね、そりゃ。

さらに、RG LDT、LT Fisher、RT Schwartzと、2022年はプロボウル級の両Tを含む主力OLがFAになります。Mahomesの歴史的契約が2022年から始まり懐事情が厳しくなる中、彼らを全員残留させることは難しいかもしれません。

なのでOLは今後数年間を見据えて補強する必要があります。

まずCの補強が必要です。ReiterとKilgoreが抜けてしまうので、ドラフトで獲るでしょう。2〜4巡あたりで取りたい。Landon Dickerson(Alabama)、Creed Humphrey(Oklahoma)、Josh Myers(OSU)、Drake Jackson(Kentucky)あたりを注目しています。

あとドラフトで即戦力Gを獲りたい。もともとLGが弱い&RG LDTが一年ぶりの復帰ということで心配。1巡での指名もあるかも。

Tに関して、今年は即戦力の補強はないでしょう。怪我で開幕に間に合うかは不安ですが、とりあえず来季は信頼感ある両Tがいるので先発は安泰かと。あとは、昨年ドラフト3巡目で獲ったLucas Niangがオプトアウトから復帰ということで彼がどれくらい活躍できるか、注目したい。

DT

補強の必要性はあまりないと思います。Jonesはサック数こそ減ったものの、QBへのプレッシャー数はリーグ2位でした。Nnadiも十分な働き。さらにWhartonもルーキーの中でかなり良い成績だったらしいです。今年のさらなる飛躍に期待です。

Edge

できればドラフトで即戦力を補強したい。エースのClarkは残念ながら2020年サラリー($20.8M)に見合った活躍をしているとは言えませんでした。Clarkの反対側もなかなか相手にプレッシャーを与えられず、ずるずると進まれていました。

ドラフト上位でいい選手をピックしたいが1巡をEdgeに使うのはどうなんだろう。

LB

LBも補強ポイントですね。WilsonがFAになるのに加え、キャップスペースを広げるためにHitchensをカットする可能性があり、2020年の先発LBがいなくなる可能性があります。

昨年2巡であるGayの成長に期待するのはもちろん、先発がもう1人欲しい。LBのタックルで相手のランが止まってない印象。今年はランDの改善をしたい。ドラフト上位指名あり。

CB

意外とタレントは豊富です。Sneedは昨年のルーキーCBの中で一番成績よかったらしいですし、Fentonも成長著しい、元1巡のBakerも加入しweek17でその才能を見せていました(怪我しましたが)。これでFAであるWardの残留に成功すれば御の字でしょう。

S

おそらくSorensenがFAで離脱となるので、MathieuとThornhillが先発になります。Sorensenとの先発争いで昨季は出場が限られていましたが、Thornhillは十分に先発レベルなので特に不安はなし。ただ控えが心配なのでドラフト下位でのピックはあるかも。

スペシャルチーム

LS Winchesterがキャップスペース確保のためにカットかも、との噂があるらしいです。

そういえばスペシャルチームでのエース的存在であるSorensenが抜けるのは寂しいですね。

ドラフト構想

1・2巡で、G、LB、Edgeのどれかに行くべきでしょう。3巡以降でC、4巡以降でWRあたりを補強するのが理想的か。

参考までに自分のpffのmock draft simulatorの結果を載せておきます。

画像2

やはりNFLはオフシーズンに色々考えるのも楽しい!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?