2021シーズンのチーフス選手紹介 #2 WR/TE編
今回は#2ということで、WRとTEを紹介していきます。
前回のQB/RB編はこちら↓
※最終ロスター決定前なので、紹介した選手がシーズン開始にいないということも全然ありえますのであしからず
WR
Tyreek Hill(#10)
2020シーズン:87rec 1276yds 15TD
言わずとしれたリーグを代表するディープスレッド。1st team オールプロ。昨シーズンは怪我せず、プレーオフのために温存した最終試合以外全試合出場。レシーブラン合わせて17TDはキャリアハイかつ球団記録。
足の速さだけでなくCBと競りながらもキャッチできるのが魅力。フィールドにいるだけで敵のDBにプレッシャーを与えられるので、とにかく怪我なく出場して欲しい。あとは相手を過度に煽るのやめてほしい笑。
Mecole Hardman(#17)
2020シーズン:41rec 560yds 4TD
2019年のドラフト2巡目(チームトップ指名)。Watkinsが移籍したため、とりあえずはWR2扱いの模様。足の速さが尋常ではなくオフシーズンの計測では40ydsを4.22だったとのこと。足の速さを活かしてジェット要員として使われることが多かった。今シーズンはCBと競りながらのキャッチ、ルートランを磨ければWR2としての地位を確立できる。あとドロップ率(ターゲットの数のうちドロップした割合)が12.9%とリーグで2番目に悪いのでここも改善したい。
ルーキーイヤーの2019年はリターナーとしてプロボウル選出。昨シーズンもパントリターンでTDを記録。スペシャルチームでも活躍を期待したい。
Demarcus Robinson(#11)
2020シーズン:45rec 466yds 3TD
Hillと同期。FAだったが、1年$1.1Mで再契約。ドロップする印象が強いのでチーフスファンから人気は無いが、実は昨シーズンドロップ1回のみ。ブロックは良いがレシーバーとしての強みに欠ける。今年は出場機会が増えそうなのでMahomesとの相性の良さを活かしてハイライトプレーを連発したい。
Byron Pringle(#13)
2020シーズン:13rec 160yds 1TD
28歳ではあるがUDFAから這い上がり1年$2.1Mの契約を獲得。サラリー的にはWRでHillに続き2番目に高く、首脳陣の評価が高い。今シーズンは先発争いに積極的に絡んでいきたい。リターナーとしては昨年キックリターンタッチダウンを記録。レシーバーとして特筆すべき強みは無い気がする。今年は体重を軽くしたらしく、リターナーとしても出場増える模様。
Cornell Powell(#14)
今年のドラフト5巡目指名。ゴリマッチョなWR。ClemsonでLawrence様のターゲットだったが、活躍したのは最後の1年だけ。スピードは無いが、ルートランに優れる。キャンプではあまり良くないらしい。
まずはスペシャルチームからだろうが、WRとしての出場機会もありそう。いわゆる"X"レシーバーなので、Robinson, Pringleと先発の座を争う。
その他WR
Marcus Kemp(#85):元ハワイ大のエース
Antonio Callaway(#19):2018年CLEからドラフト4巡目指名
Darrius Shepherd:GBから移籍
Daurice Fountain(#82), Gehrig Dieter(#12), Chad Williams(#84), Maurice French(#89), Dalton Schoen(#2)
TE
Travis Kelce(#87)
2020シーズン:105rec 1416yds 11TD
言わずとしれた最強TE。1st team オールプロ。昨シーズン、TEとしてのレシーブヤード記録を塗り替えた。最終試合も出ていればレシービングヤードリーダーになってた可能性も。
CBにはパワーで、LBにはスピードで勝つので、止めることが非常に難しい。ファーストダウン更新回数は79回とリーグトップ。とにかく困ったら「戦術ケルシー」という感じ。キレキレのルートランで見ていて楽しい。
ちなみに正式な呼び方は「ケルシー」じゃなくて「ケルス」らしいです。
Blake Bell(#81)
2019シーズンはチーフスにいたが、昨シーズンDALに移籍。そして今年チーフスに戻ってきた。HOUとのDivisional Roundでダメ押しのTD決めてた思い出。
TE2をGrayと争うかと思ってたが、Bellブロック中心、Grayはレシーブ中心といった感じで異なった役割で出場しそう。
Noah Gray(#83)
今年のドラフト5巡目。トレードアップして獲得した。レシーバーとしての活躍が期待されている。Duke時代4シーズンで、105rec 948ydsを稼ぐ。キャッチ力に優れるものの、TEとしては少し線が細い印象。
ここ数年、Kelce以外のTEはブロック要員だったので、Kelceに続くレシービングTEになれるか。特に今シーズンはWRの層が薄いので、レシーバーとして1年目から出場機会ありそう。
その他TE
Nick Keizer(#48), Jody Fortson(#88), Evan Baylis(#80)
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