門田隆将「尖閣1945」尖閣が日本である示す感動の物語。
門田隆将「尖閣1945」をやっと読んだ。
“尖閣戦時遭難事件”を詳細に取材して書いた奇跡の物語。登場する市井の人々の生きざまに胸が震え込みあげるものがあった。
門田氏がどうしてもこれを書こうと思ったのは、この事件以上に、”尖閣が日本であることを示す出来事はない“からだ。
古賀辰四郎氏が「真水」を開拓・確保し、人が住めるようにした事実を、わたしたちはこの素晴らしいノンフィクション作品ではっきりと知った。
わたしたちは尖閣で頑張った先人たちの生きざまを心に刻み、中国が狙う尖閣を含む八重山諸島を守っていかなければならない。
台湾有事の危険が迫るなか、日本政府には忽然たる態度で中国と対峙してもらわねばならない。