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誘導される脳、逆らえない脳


これは私の本来の仕事に関わる分野から引っ張っています。
脳科学と人間心理を紐解き、行動原理を理解する。

理解したもので、読者の行動と思考をこちらの思うままにしてしまうというものです。


ビジネスにおいては特に、これが必要になります。

他人の思考や行動を操ることができれば、自分の有利にビジネスを進めることができます。

「そんな非現実的な話をするのか、お前は。」

と思われる方、今現時点で既に私にそう思わされていることに気がつきましたか?




これが事実です。


人は常に自分のこれまでの生活から得られたものをベースに自己概念を構築します。

それが固定概念となり、自分の視野を広げたり狭くしたります。良し悪しがあるわけです。


私たち人間は、常に行動や思考に影響をあたえる原始行動、原始概念によって次の行動や思考を決定しています。
意図するものから意図しないもの。

それは、対象物の大きさや位置、距離、形、音、色、匂い、感触などです。これらによって私たちの行動や思考はいとも簡単に操られてしまうのです。


せっかくなので、その一つをご紹介します。


■「上」に「力」を感じてしまう理由


社長
部長
上司
上役
代表
管理職
リーダー

あらゆるポジションを示す言葉があり、それらを耳にすると上の立場の人だと認識し、その人の力量はすでにある程度高いものと勝手に認識するのが我々の脳です。


脳の記憶には、「活性伝播」という仕組みがあります。
これは、ある概念が活性化すると、他方の概念も活性化されるというものです。

私たちは力に関わる言葉、例えば王という文字を見ると目線を上げる傾向にあります。

マッチングサイトでも、男性の写真は上にあればあるほど、魅力的で力強く見えるものなのです。

なぜ、私たちは上を見ると力を感じるのでしょうか。
それはわたしたちを育ててくれた親を見上げてみるからです。

親の力を上に感じるからです。

このように、上方という概念と力という概念を結びつけているのは、脳内のニューロンの束が興奮して活性化すると、それが他のニューロンの束へと伝播して、2つの概念が結びつくことから生じると言われています。



■要は、どういうこと?



という部分を書いていきますね。



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