【残留祈願】スーパーブレイク!見木友哉の全15得点を振り返る【行かないで】
ジェフ千葉アドベントカレンダー2021が増枠されておりまして、ちょこちょこ好きな時に好きなものを書く程度の自分ですがせっかくなので何か書こうと思い、勝手ながら書かせていただきます。
初めまして、ごんと申します。フクアリでサウダーニャのユニフォーム着てフラフラしてます。好きなフクアリのスタグルはぶるーあーすのメロンソフトです。
初・ジェフ千葉アドベントカレンダー、よろしくお願いします。笑
2021シーズンのJ2、無事全日程が終了となりましたね。まずは皆さん本当にお疲れ様でした。今年もコロナ禍でのシーズンでしたが、今年は試合日程が大きく変更されることもなく、またスタジアムでのクラスターの発生もなく最後まで日程を消化することができたので、クラブ関係者の方々の努力に感謝ですし、とてもホッとしています。
今年も色々あったシーズンでしたが、開幕前最大のトピックというか懸念は、チームの得点力でした。昨年共に7得点でチームトップだったクレーベと山下敬大がそれぞれ横浜FC、鳥栖へ個人昇格。得点源がごっそり抜かれました。同じく7得点の大槻周平を獲得はできましたが、途中から出てきて1発かますみたいな感じで重ねた7得点だったっぽいので、軸として機能するかは未知数。また獲得が決まったサウダーニャは外国人渡航者への規制がまだ強く合流未定と、これ川又が1年頑張ってくれなきゃ詰むんじゃね…?という状況に。開幕戦、蓋を開けてみたら川又はいきなりベンチ外。あ、やばい。その後もベンチ入りの気配がないなど、だんだん洒落にならなくなってきました。点が取れねえ。
そんな、誰が点取るのこれ…なチームに救世主が現れます。見木友哉です。攻撃的なポジションを得意としますが昨年はチーム事情によりボランチで出場することが多く、得点も1点のみでした。そんな見木は4節松本戦からトップ下のポジションに置かれ、5節琉球戦で今季初ゴール。トップ下抜擢からの幸先は良かったのですが、それからしばらくゴールから遠ざかります。なお、チームはその間に442を捨ててフォーメーションを3バックに大胆変更。見木はシャドーと呼ばれる、1トップの少し下に置かれる2枚のうち左側を担当するようになります。
見木のシーズン2得点目は13節岡山戦。このあたりから突然見木のゴールゲッターとしての才能が開花。ここからあれよあれよと見木はゴールを量産していきます。気づけばリーグ戦14得点。天皇杯を含めると15得点。去年のクレーベ、山下敬大の2人で取った分を1人で取りました。誰が点取るのこれ…の正解は見木だったのでした。
ということで、今まさにこれからワクワクと同じくらいビクビクなオフシーズンが幕を開けるわけですが、見木は現在誰にも譲りたくないジェフの貴重な得点源…。彼の今季の全得点を振り返りつつ、チーム残留を祈願していこうと思います。
得点内訳
まずは内訳から見ていきましょう。なお得点数は天皇杯も含んでいます。
見木は左から切れ込んでミドルシュートを狙ったりする姿が印象的ですが、今季挙げた得点のほとんどがペナルティエリア内に侵入して味方のパスを決め切る形でした。サクッとまとめてみます。
クロスから9得点も挙げていたそうです。172センチ66キロと体格的にそこまで恵まれてるとはいえないながらもクロスに飛び込んで得点を重ねており、完全にチームのサイドアタックからの得点源となっていました。
また、見木が決めたゴールの中で誰のラストパスが一番多かったかで見てみると、福満が4本でぶっちぎりの1位。他は色々な選手からのラストパスを満遍なくゴールに押し込んでいました。ブワニカのはシュートだったような気もするので微妙ですが一応含めました。ソロモンのもラストパスかどうかのジャッジは微妙ですが甘めに見て含めました。福満の愛情が飛び抜けているようですがみんな見木のことが好きみたいです。一体何の話をしているのでしょうか。
さてここからが本題。今から、見木友哉が今季の公式戦で挙げた全ゴールを振り返りつつ、Mポーズで残留祈願をしていこうと思います!(?)
よろしければお読みいただいている皆さんも是非こっそりとMポーズで念じてみてください。
繰り返しですが全部振り返ります!取れたてホヤホヤのリーグ戦14得点目も振り返ります!笑
5節 琉球戦
今季初得点は、相手に決定機を防がれに防がれた中でこじ開けた待望の1発でした。フクアリでの記念すべき初ゴールでもあります。福満のリターンを受けてダイレクトでGKがどうしようもないコースに捻じ込みました。これは高い位置での見木のボール奪取から始まってるんですよね。刈り取れるファンタジスタの持ち味が早速出たゴールでした。この後あっさり逆転されたことは忘れましょう。
「M(めっちゃ移籍金を引き上げてください!)」
13節 岡山戦
今季2得点目は2021年待望のホーム初勝利を飾るダメ押しゴール。現地で見てた時正直ブワニカのゴールかと思いましたw ここでしっかり詰めているのが流石ですね。
安田のクロスに大槻がニアで潰れてるところがミソですね。こういうとこサボらないので大槻は残して欲しかったです。余談ですが。
公式Twitter担当さんの予感…ズバリ的中ですね…。このゴールを皮切りに、見木の得点感覚が花開いていきます。
「M(まあ言うて来年も残ってくれるっしょ)」
14節 長崎戦
88分の貴重な同点ゴール。これは現地で観てて痺れました。唯一のペナルティエリア外から決めたゴールですが、逆足で完璧なシュートコースに突き刺しています。この試合はめちゃくちゃ雨が降って、水を含んだピッチ状況で展開的にもかなり押し込まれた試合だったんですよね。見木も相当足にきてたと思うんですが、そんな状況でも試合終盤にこのクオリティのプレーを見せてくれたことに脱帽です。あとこれも大槻の頑張りで生まれたゴールなんですよね。やっぱり大槻は残(ry
「M(見ましたかあのゴール、手放すわけにはいかんでしょう)」
15節 町田戦
米倉の丁寧なクロスを頭で当てて同点ゴール。リーグ戦3試合連続ゴールとなりました。あえて少し遅れてエリア内に入ってきたことで相手DFはマークにつきにくく、上手くフリーで頭で合わせて決めることができました。見木が入るスペースに落とした米倉のクロスもグッド。ゴールが決まった瞬間サウダーニャが不思議な踊りを見せているのも見逃せないポイントです。
「M(見つかっちまう前に全力で隠さなきゃ!)」
16節 大宮戦
岡野のオーバーラップからのクロスを押し込んで先制点。プロ初ゴールを挙げたスタジアムで再びゴールを決めてこれでリーグ戦4試合連続ゴールに。4試合連続ゴールは2004年のマルキーニョス以来っぽいです。すご。このゴールは色んな好プレーが詰まったとてもいいゴールだったので、くどくどnote1記事にしてまとめたような気がします。全然スキされてなかったけど。笑
まず船山の動き出しとミンギュのフィードがパーフェクト。岡野の追い越すタイミングもグッド。エリア内では見木が馬渡に駆け引きで勝っていいポジションを取り、岡野が入れた低いクロスをしっかり押し込みました。こういうチーム全体で取った!みたいなゴールは大好物です。
「M(まだまだ君の得点シーンが見たいんですよ)」
22節 秋田戦
滝のような雨が降りもう試合どころではないピッチ状況と化した秋田で奪った貴重な同点ゴールでした。後ろから走ってきた矢田旭が右足で完璧なクロスを送り、見木が頭で上手く合わせました。偶発的な感もありますが、ちゃんとエリア内にポジション取ってたから決められたゴールなので、流石です。こういう事故みたいな試合を負けないのはとても大事ですね。現地応援されてた皆さん本当にお疲れ様でした。意外と楽しそう(呑気
「M(水も滴る…これは来年もジェフのエース)」
23節 金沢戦
ビューティフルな1発が飛び出しました。後方から駆け上がった新井一耀のクロスをヒールで当てて流し込む天才的な取り方で先制に成功。理不尽っちゃ理不尽だよな。笑
あまりに綺麗すぎて書くことがありません。笑
「M(みきいいいいいいいいいい(語彙力の崩壊」
天皇杯3回戦 川崎戦
見木のゴールは0:34〜
ぶっちぎりでJ1首位を走る川崎相手に先制点をブチ込んでしまいました。あわわわわわたくさんの人が注目していたであろう試合で結果を残してしまった…!!!お願いします見木だけは…見木だけはご勘弁を……
カウンターでなんか取れちゃった、という感じではなく、左サイドをショートパスで崩して取り切ったというのが素晴らしいですね。狭いスペースでしたが巧みにDFのマークを掻い潜って仕留め切り、改めて技術の高さを感じさせてくれました。J1の皆さんは岡山の上門とか新潟の谷口とか狙うといいと思いますよ。
「M(待て待て待ていくら王者様とはいえそう易々とご献上するわけには…)」
29節 磐田戦
見木のゴールは0:44〜
末吉塁が相手右サイド後方に生まれたスペースへ飛び出し、そのままエリア内へ突っ込んでPKを獲得。見木が強烈なキックを左上スミに蹴り込んで先制。見木のPKは初めて見たけど、自信がないとあんなコースに蹴れないと思います。笑
少ないチャンスでリードを得たものの、後半はルキアン地獄で失点を重ね、あえなく敗戦。ルキアンは法律でJ2持ち込み禁止にしましょう。
「M(見たいじゃん?見木がジェフを昇格に導くところ)」
33節 町田戦
自らサイドへ展開して自ら決め切り、塩分濃度高めの試合を制しました。鈴木大輔から見木への縦パスが良かったですね。大外に張った福満へ預けてエリア内に侵入し、クロスにソロモンがニアで潰れたところでこぼれ球を押し込みました。見木のチーム!って感じの取り方でしたね。ゴール後一直線にゲーフラを掲げるサポーターの元へ走っていきましたが、友人のご両親だったそうです。そんなほっこりするワンシーンも見られました。
「M(見ての通りジェフはもう彼のチームなんですよ)」
34節 大宮戦
後半アディショナルタイムの勝ち越し劇。ぶっちゃけ負けてもおかしくなかった試合でしたが、最後の最後にやってくれました。前がかりになった相手の背後のスペースを見逃さなかった熊谷アンドリューのロングパスに抜け出し、敵陣を独走、GKとの1対1で冷静に右スミへ流し込みチームを勝利に導きました。そしてこれが自身初のリーグ戦2桁得点となる1発にも。苦しい試合もモノにする近年のジェフではなかなか見られなかった勝ち方にチームの成長を感じました。超満員のフクアリで味わいたかったなあ。
ちなみに見木のドリブル中に並走してた米倉ですが、試合後に見木から「オフサイドだから!」とめっちゃツッコまれてて笑いましたw
「M(見るとしたら、一富士二鷹三見木友哉で初夢は完璧!)」
38節 水戸戦
福満が絶妙なダイレクトクロスを送り、ソロモンの背後からヘッドで叩き込みました。ヘディングでのゴールはこれで4点目。まさかこんなにヘディングも決めるとは。単純な競り合いに強いわけではないのですが、エリア内でフリーになって飛び込むのが上手いんですよね。それにしても福満のクロスが上手いっす。愛情たっぷり。
「M(無理、移籍とかなったら数日寝込む)」
40節 北九州戦①
自身初の1試合複数得点を記録。1点目は櫻川ソロモンの落とし?こぼれ球?を受けて迷いなく左足を振り抜き叩き込みました。自信に満ち溢れているのがビンビン伝わります。ソロモンへ一度ボールを預ける際に体勢を崩しているのですが、そこからの立ち直りが早い。ボディバランスの高さと、ふかさないシュート技術の高さを見せつけました。
「M(見木しか勝たん!!!)」
40節 北九州戦②
自身初の1試合複数得点、2点目はまたまた見木への愛情たっぷり福満のクロスから。これもニアでソロモンが潰れてファーで待ってた見木が押し込むという形で、「ソロモン裏の見木」がだいぶ板についてきた感じです。右サイドからのアタックの得点パターンとして確立されつつありますね。来年も大きな武器になること間違いなしでしょう。
「M(もう残留決定ってことにしない?いいでしょ?)」
42節 岡山戦
またしても岡山相手にダメ押しゴール。末吉の折り返しを流し込みシーズン14得点目。末吉の折り返しが冷静でしたね。ほぼ彼のゴールみたいなところはあります。笑 これで去年のクレーベ、山下敬大の2人で取った分を1人で取り切ったことになります。また、今シーズンを締めくくるゴールにもなりましたね。今季の飛躍を象徴する終わり方でサポーターも気持ちよくシーズンオフを迎えられますので、お願いオファーあっても行かないで!!!!(直球
「M(みんなで見木のチャントを歌いたい、聞かせてあげたいんだぜ!!!)」
おわりに
ここまでやってきました…(結構無理してる)。各ゴールを振り返ってきましたが、全部ちゃんとMポーズやったよ!という方、だいぶキマってきたんじゃないでしょうか(こら)。
振り返ってみると、チーム事情はあったにせよ昨年1得点に終わった選手が、ここまで得点能力を開花させたことは本当にポジティブな話題ですし、成長が見られて嬉しいです。シーズン序盤戦は決定機をモノにできず、見木決めろなんて声が飛び交ってた(主にネット上でね)気がしますが、本当にゴールを決めるようになりました。チームは来年が勝負の1年となるのは間違いないですし、そこに見木がいてくれて、来年も同じくらい活躍してくれたらジェフサポーターの気持ちとしてこれ以上ないと思います。しかし、選手寿命とは短いものであり、よりレベルの高い環境に身を置きたいという判断を下す可能性も十分にあります。それは仕方のないことだと、10年以上J2にいるチームを応援し続けていると嫌でも理解できるようになるわけです。笑
今オフに彼がどんな判断を下すかはわかりませんが、彼が来年もジェフを選んでくれることを願って、今回の記事を締めたいと思います。(ちゃんと残留祈願で締められました。笑)
最後までお付き合いいただきありがとうございました。今年はあともう一度だけ、ジェフサポがフクアリに集まれる機会がありますので(12/18のWEリーグ大宮戦です!)、最後勝って、よい形で1年を締めくくりましょう〜。ではでは〜。
追記
祈りが届いたああああ!!!!!!