
【5年後の自分の姿を】全38試合を観た後に語る2024年のジェフ千葉どうだったよ【思い浮かべる】(SH・OMF・FW編)
どうも、ごんです。
それでは前の方のポジション編です!いってみよー。
後ろの方のポジションはこちら↓
SH
やはり田中和樹が中心として攻撃を牽引していきました。33試合5得点9アシスト。7得点とはいかずも14得点に直接関与は完全に小森とダブルエースの一角。とはいえ一時期は体調不良で離脱していたりもしたので、そういう意味では左右で今季は色々な選手が出場したなーという印象。サプライズは岡庭。SBとして獲得したつもりが蓋を開けたら和樹のごとくサイドを爆走させて高速クロスを送り込ませる役割にフィット。3得点5アシストを記録し、アタッカーの素質を開花させました。一方で左サイドの人選は最後まで固まらず。ドゥドゥは昨年のキレが鳴りを潜め、序盤戦レギュラーだった椿は途中完全に行方不明に。終盤にようやく戻ってきましたが。高木は一時期の不調から脱し復活を遂げましたがやはり運動量面がネックとなり定着に至らず。和樹、岡庭が左もやることによって解決を図るウルトラCでなんとかやりくりをしていたという感じです(し、何なら終盤戦は左も和樹が1番手でいいくらいでした)。慶行サッカーの生命線ともいえるポジションであり、攻守に走って死ねる選手が不可欠となるため、人を選ぶポジションではあるんですよね。今季はドゥドゥが6得点、和樹、椿が5得点、岡庭が3得点と昨年比でSHの得点は微増。今季も得点源として機能しました。課題はシーズンを通して安定的に数字を残していくことでしょうか。数字を残せてしまうとその選手はJ2に残ってくれないのが悩ましい点ですが。
来季の展望
継続路線なら和樹流出阻止はマストですが、「数字がついてきたらこのリーグにいる選手ではなくなってくる」という慶行監督のコメントがじわじわと効き始めており、正直覚悟はしています。また既にドゥドゥ、高木の契約満了が発表されており、左サイドは手薄状態。加えて岡庭、杉山は期限付き移籍の身であり来季も残るかはわかりません。できれば岡庭だけでも残したい。ジェフユースで育った兄貴の夢を叶えてほしい。今季ほぼ出られなかった米倉も去就は不透明です。リハビリ中の佐久間も3年目ということでどうなるかわかりません。わかんないばっか言ってすいません。噂アカウントではありません。新加入内定の岩井琢朗は関東大学2部アシスト王、ベストイレブンとのことで期待感がありますが、慶行サッカーの中で強度を出せるタイプかどうかが問われてきます。こう見ると結構総取っ替えもあり得るポジションだなーという感じです。

また悪さすると思ってすっ飛んできた御厨主審
OMF
風間か横山か、というポジションでした。実際はシステムの関係上攻撃時は2インサイドハーフ気味になるため田口やエドゥアルドも該当しますが、表記上ここでは風間と横山で。横山は開幕当初は見木ロールに無理矢理突っ込まれて苦労していた印象ですが、プレーエリアが前目になってからは、ギャップで受けてターン、ステップで相手を外して切り込む上手さを見せ、昨年プラスアルファの要素となりました。開幕2戦連続で得点も記録。ただ2節以降得点が伸び悩み、夏場には風間が高パフォーマンスを見せスタメンに返り咲いたことで横山はベンチ生活が増えることに。その風間が9月にアキレス腱断裂で離脱し、再度横山にチャンスが回ってくると、第32節山口戦で待望の今季3得点目。山口戦含む6試合で3得点と最終盤に復活を遂げました。一方で、ビルドアップの中で上手くギャップで前を向くことが出来れば前へ運び出すことはできていましたが、スペースを見つけられず、体格で潰されてしまったり、やや受け手になり切れていないゲームもあり、ビルドアップが窮屈になってしまうことも。ただここは選手個人の問題よりはB案、C案の不足による部分もあり、チームとして引き出しを増やさなければいけない課題が顕在化したように思います。煮詰まりに煮詰まって小森が試合中にトップ下を担う場面もあり、シーズン後半まで試行錯誤状態が続いてしまったなと。横山が10得点10アシストできればもっと上を目指せるはず。
来季の展望
よほどのことがなければ横山は来季もいると思います。あのnoteの内容なら流石にいるよね?問題は離脱中の風間が来季開幕もアウトのため、頭数が足りないこと。トップ下ないしインサイドハーフシステムを継続するのであれば補強は必須と思われます。来季加入内定の猪狩くんはどうなのだろうか。また前からのプレッシングもチームの生命線のため、ここで無理が効くかどうかも重要な要素となりそうです。助っ人外国人補強を突っ込むのもありだと思います。
#10月19日 #第35節#ヴァンフォーレ甲府
— ジェフユナイテッド市原・千葉【公式X】 (@jef_united) October 19, 2024
ゴールシーンをPLAYBACK🎥
76分#横山暁之 選手のゴール✨⚽️
DAZNの視聴はこちらhttps://t.co/JtKiOqCnM1#jefunited #ジェフ千葉 #jleague #WINBYALL pic.twitter.com/0WV8dD87kB
小森が決められない品田のパスを1発で決めた横山

小森が決めない自分のパスを1発で横山に決めてもらった品田
FW
兎にも角にも小森でした。全試合に出場し23ゴールは文句なしの数字。頭、右足、左足とバランスよくゴールを重ね、堂々のリーグ得点王。動き出しが本当に細かく、かつボールコントロールも巧みで、永遠にシュートフェイントをかけられるため、相手DFに常に恐怖心を与え続けました。小森がスーパーエースなのはいうまでもない事実ですが、ジェフは基本的に1トップ運用のため、小森がスーパーすぎて呉屋と林に出番がやってこない弊害が起きました。
かつスタミナお化けでもあり、90分間際になっても全く足を攣らず、むしろスプリントをかけてそのまま難易度の高いシュートを流し込む化け物です。加えてほとんど怪我もしないので、小森がスタメンの時は基本的に試合終盤まで出ているかフルタイム出場となり、呉屋と林にはちょっと気の毒なシーズンだったかもしれません。その一方で苦手分野はやはり空中戦。流石に大柄なCBには体格で劣るため、ロングボールの競り合いで分が悪く、無理に蹴らされて競り合いに負け、セカンドボールを回収されるハメ技をくらうことも。これは完全に編成の問題であり、小森に全ベットしていた故に目を瞑っていた弱点ではあるので、小森の去就次第では来季のFW編成はそこへの強化も含めて比較的バランスのとれたものになるかもしれません。去年からの変化としては、林がDFを背負ってキープできる点ですね。前線で無理矢理起点を作れる存在は慶行ジェフに不足していた要素であり、35節甲府戦では後半途中から出た林のポストプレーが劇的な逆転への流れを引き寄せました。
来季の展望
身も蓋もない話ですがもう全部小森次第です。勿論残ってほしいのは言うまでもないですが、海外移籍を目指している若者が国内2部リーグで得点王を獲ってそのまま留まるとは考えづらく、GMも来季編成に向けて小森がいない体でのプランも組む必要があり非常に悩ましいと思います。残ってくれたら万々歳ですが、おそらく似た系統のストライカーに目はつけているのではと思います(九州の赤いチームのあの人とか…←)。急に噂アカウントで飯食っていける気がしてきました。もう1人気になるのは呉屋さん。キャリアで丸々2年連続で在籍したクラブはプロ1、2年目のガンバ大阪以来とかなり傭兵感があり、今季大きく出場時間を落としたこともあって、来季残ってくれるか不安要素があります。
願望として、来季は攻め筋を増やすために今までと異なるタイプのFWを獲得してほしいなと。具体的には空中戦に強いタイプ。クロスからの得点は多いですが、エリア内外問わず空中戦で戦える前線の選手が不足しており、しっかり構えられると普通に弾かれちゃうんですよね。クロスを武器に戦うチームですから、点で合わせるのが得意なタイプだと尚良いなあと。ラリベイじゃんそれ(※無理です買えません)。僕はFWの編成はバラエティに富んでいた方がいいと思っています。戦術上ハイプレスが必須事項のため機動力重視なのはわかるんですけどね。

今季の振り返りと来季編成の展望はこんな感じです。悔しいのでウチもマテウスジェズスみたいなの前線に置いて暴れ回らせましょうって言いたいところですがたぶんそんなお金はないと思います。長崎って金あるよな。まあお金あっても慶行監督はそういうのは嫌がると思いますが。次のサイクルとして今以上に尖ろうとするのか、最適化させて勝てるチームにしていくのか、そこも注目してチームをまた追いかけたいと思ってます(なので早く監督の契約更新出してください←)。記事読んで確かに〜とか、それは違うやろ〜とか、あったらコメントいただけると嬉しいです。サッカーの話はどんどんしていきたいので。ということで今シーズンお疲れ様でした!来シーズンもフクアリで!!ではまた〜。