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日本の染色工場は世界一素晴らしい!①

服やカバンや寝具類、その他の多くの繊維類に色や柄がついていれば、それは染色工場で加工されていますので、『お世話になっている』というか、誰でもが関わりのある工場といってもよいと思います。

シャツ地や服地もごくまれに扱いますが、私はシーツ屋のおやじなので、寝具類の生地の扱いがほとんどです。ですので、シーツ地の染色についての感想になりますが、お付き合いください。

あくまで私見ですが、私は日本の染色工場が一番素晴らしいと思っております。私はそう信じちゃっています。時々なのですが、他国で加工して輸入してきた生地を依頼されて、裁断/縫製加工することがあります。ヨーロッパやアジア圏など色々ありましたが、その都度『日本製の生地が一番』といつも思っています。

何が一番か?
扱っていてストレスが少ないのです。キズなどがある場合はちゃんと印がついているし、生地の風合いも、その生地の特性が良く表れていて、他国製とは全く違います。例えば「ブロード」という言葉を聞いたことがあると思います。「ブロード」はハリとコシがあって『シャキッ』としているのが特徴です。ちょっと抽象的かなとは思いましたが、伝わることを信じて…(糸の打ち込みなどから詳しく説明しようと思いましたが、文章が長くてくどくなるのでやめます。私自身長文を読むのが苦手です…)
この『シャキッ』とした感じが素直に出ていて、「まさにブロード」なのですが、他国染工のブロードだと、妙に硬すぎていたり逆にコシが無かったり。ブロードは縦方向に染めムラが出やすいのですが、それが妙に目だったり…

日本製の生地を使った日本製のシーツ。いいんだけどな~ 
やっぱり海外製と比べると高いかな~ 違いが分かってほしいな~

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