BAMBOO INCUBATOR/はじめての資本政策
時間と持分比率
66.7%、33.4%の議決権率を維持しながらラウンドを乗り越えていくのが原則。会社設立から将来(上場、売却)に向けて仮組みをする。
持分比率と調達額の調整をしていく。
資金調達のタイミング
次のマイルストーンに到達するのに必要な資金を、3か月前までに調達。
マイクストーンを目標にするのは、達成時にバリュエーションが跳ね上がるから。ファイナンスは、着金して初めて完了。
アーリーステージははやくて1か月くらい。レイターステージだと3か月以上かかることも。資金調達状況(リーマンショックなど)によっては、どうにもならないこともある。気付いたときにすぐに可能な限り資金調達を行う。
投資家の種類と特徴
エンジェル投資家
投資経験とリファレンスを取ることが重要。反社に注意。
ベンチャーキャピタル
自社に対して、担当者がどれだけお金より大きい価値をもたらしてくれるか。人脈など。
事業者会社
判断が遅かったり、非合理的になったりする可能性があるので注意が必要。会社の方針によりシナジー狙い寄りとキャピタル狙い寄りに分かれる。
その他
共同創業者間の持分比率
外からみて、その人が会社の中心人物、という人に株式を集中させる。スタートアップに精通している有名な人に株式を集めると、辞めたときに影響が大きい。
仮組みをするときの参考
事業計画と連動させる。
バリュエーションの高低を知る方法
シードによって変わる。蓋然性でエイヤー――ッ、もあり。足元の事業が着実な成長だと計算しやすい。
ダイリューションの基準(各ラウンドで10%から20%を覚悟)
バリュエーションと調達額と持株比率の三角関係。どちらを優先するか。
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