体育がめちゃくちゃ嫌いだった話。
twitterでフィンランドの校長先生のお話を見て。
私も、体育が大大大嫌いでした。
運動会のリレーは幼稚園のときからいつもビリ。
ドッジボールは相手に当たる前にボールがするっと落ちる(本当は思い切り相手に当てたいのに!)
プールは10mも泳げない。(スイミング、習っていたのに・・!?)
バレーは飛んできたボールを打ち返せなくて、チームの子から白い目で見られる。(ああ消えてしまいたい)
組体操は当時体が軽かったのでいつも一番上、5段ピラミッドに震えながら乗ったら
私のせいで総崩れになってしまい、
同級生の女の子に思い切り睨まれました。。
あの同級生の憎しみが込められた表情は、20数年経ってもはっきり覚えています。笑
体育大嫌いなのに、進学した高校では週3回も授業があって
毎回ただただチャイムが鳴るのを待つしかなかった。
本当に、心の底から嫌だった。
自分が運動できないことももちろん恥ずかしいのですが
特にチームで行う競技は、迷惑をかけてしまうことや
私ができるまでみんなを待たせてしまうことも、すごくすごく嫌でした。
体育ができる子が、うらやましくて仕方なかった。
勉強で悪い点をとっても周りの子には特に責められないけど、
体育ができないとみんなから白い目で見られてしまう・・。
自分にはもう一生縁がないんや、と諦めていました。
それから社会人になり。
スポーツと呼べるものは、いまも全然できていないのですが
唯一、「歩くこと」は好きになりました。
自分のペースで誰にも迷惑をかけない、というのはあるのかもしれませんが
毎日歩いて、達成感を少しずつ積み上げていく。
景色が少しずつ変わっていくのを肌で感じることができる。
「体を動かすって、本来楽しいことだったのかも・・?」
と、ほんのちょっとだけ思えるようになりました。
もしあのとき「ゆるスポーツ」のような取り組みが
体育の授業であったら、
少しは体育を好きになれたかもしれないなぁ。。
・・いまとなっては、わからないのですが。